今回は、Windows 10 または Windows 11 を使用している環境で「インターフェイスがサポートされていません」エラーが出る場合の解決法を紹介します。
おそらくこれは、Windows Update の後、システムの復元後、初期化後などのタイミングで、ファイルの関連付けやレジストリ内の DLL の登録が解除されてしまったのが原因だと思われます。
※特に画像ファイルや動画ファイルを開く際に「インターフェイスがサポートされていません」というエラーが出て開けなくなることがあります。
「インターフェイスがサポートされていません」エラーが出る場合の解決法
1.アプリの修復とファイルの関連付けを変更
1.アプリの修復
まず問題が出ているアプリ(フォトなど)の修復、リセットを行います。
1.Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコードを入力して Enter を押します。
ms-settings:appsfeatures
2.インストールされているアプリが表示されますので、対象のアプリの右側の「・・・」をクリックし、「詳細オプション」をクリックします。
3.「修復」をクリックします。
4.修復が終わるとボタンの横にチェックマークが表示されます。
5.次に「リセット」をクリックして実行します。
2.アプリの関連付けを変更
1.画像ファイルや動画ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」>「別のプログラムを選択」をクリックします。
2.表示されているアプリの中から普段使うアプリを選択し、「常に使う」をクリックします。
問題がなければ、通常通り画像や動画を開くことができるようになります。
まだエラーが出る場合は、まず手順「3」で普段使っていないアプリを選択して「常に使う」をクリックします。
別のアプリが起動したら一度終了し、もう一度手順「3」で普段使うアプリを選択して「常に使う」をクリックします。
2.ファイルの関連付けをデフォルトに戻す
上記の方法で解決できない場合は次の方法をお試しください。
3.システムの復元後に「インターフェイスがサポートされていません」エラーが出る場合
システムの復元後に「インターフェイスがサポートされていません」エラーが出る場合、次の記事を参考にしてみてください。
Win11 22H2 システムの復元後にアプリが起動できなくなる不具合の対処法
4.DLLファイルの再登録
上記の方法で解決できない場合は DLLファイルの再登録をお試しください。
1.コマンドプロンプトを管理者として開き、次のコードを入力して Enter を押します。
コマンドプロンプトの開き方(管理者として実行):
Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き「cmd」と入力し、Shift + Ctrl キーを押しながら Enter を押してください。
cd /d %systemroot%\system32\
2.続けて次のコードを入力して Enter を押します。
for %i in (*.dll) do regsvr32 %i /i /s
DLL の登録が開始しますので、しばらくお待ちください。
※途中で「Windows の機能」が表示される場合がありますが、キャンセルして構いません。
3.次の画面のように処理が止まれば、DLLファイルの再登録は完了ですので、✕ボタンでコマンドプロンプトを終了してください。
4.PC を一度再起動し、問題が解決されたかを確認してください。
コメント(降順)
インターフェイスがサポートされていません」エラーが出る
アプリの修復で解決しました。ありがとうございました🙇
ケンゾー様、コメントありがとうございます。
お役に立ててよかったです。
Windows11です。
システムの復元後にダウンロードしてる動画や画像、ファイルを開こうとすると、
インターフェイスがサポートされていませんと表示されます。ただ、アプリは無事に開くことができます。
コマンドプロンプトでの解決法を実行したのですが、変わりませんでした……
新しく動画をダウンロードしてもそれもインターフェイスがサポートされていませんと表示されて困ってます。 どうすればいいでしょうか。
フェザー様、当サイトを参考にしていただきありがとうございます。
記事に別の方法を追記しましたのでお試しください。
「2023/05/22:アプリの修復やリセットで解決できない場合は次をお試しください。」
追記の方法でも解決できない場合がありますので、別の方法がわかり次第記事を更新したいと思います。
Windows11です。システムの復元後にダウンロードした動画や画像、ファイルなどにインターフェイスがサポートされていません。っと出ます。
コマンドプロンプトでのやり方を行っても解決されませんでした。
ただ、アプリを開くときはインターフェイスがサポートされていませんとは表示されずに
無事開くことができます。ほかに解決方法はありますか?
結局、初期化して元に戻しました。ありがとうございました。
わざわざご報告ありがとうございます。
こちらも勉強になりました。また何か分かり次第記事を更新したいと思います。
上記の方法を試しましたら、ディスクトップに保存したファイルがなくなり、写真が見れなくなりました。どうすれば良いかわからず、こちらにコメントさせて頂きました。
Sin様、当サイトを参考にしていただきありがとうございます。
>ディスクトップに保存しておいたファイルがなくなり
保存しておいたファイルとは画像ファイルということでよろしいでしょうか?
こちらで紹介しているコマンドは、DLLファイルの再登録を行うだけのコマンドであり、ファイルが削除されるということはありませんので、もしもファイルが削除されてしまった場合は他に原因があるかもしれません。
ゴミ箱にもファイルがなければ、ファイル復元ソフトで復元できる可能性があります。
ディスク・ファイル復旧(Vector)
https://www.vector.co.jp/vpack/filearea/winnt/util/disk/care/
もしも画像を表示するためのアプリのショートカットが消えてしまった場合は、アプリの再インストールをお試しください。
念のため、隠しファイルの表示もお試しください。
https://windows-waza.com/tool-list/#22
ご返信ありがとうございます。
画像以外のものも全てディスクトップから無くなりました。最近Windowsアップデートで同じようになりましたが、別の場所に移動されていたので消えてなかったのですが、今回は、どこにも見当たらず、困っています。初期化した方が良いのでしょうか?何度もコメントして、申し訳ありません。
どうも Windows Update に原因がありそうですね。最近は Windows 11 での Update による不具合が多発しています。
隠しファイルの表示はお試しになりましたか?以前 Windows Update が原因でファイルが隠しファイルになってしまうという例がありました。
とりあえず一度システムファイルの修復を行ってみてください。システムファイルが壊れているのが原因で、デスクトップのファイルがうまく表示できない場合があります。
Win10/Win11 システムファイルの修復「システムファイルチェッカー」
https://windows-waza.com/windows-10-sfc-scannow/
システムファイルの修復でも解決できない場合は初期化が一番確実です。
また何かありましたら気軽にコメントください。
遅い時間に、ご返信ありがとうございました。試してみたいと思います。
インターフェイスがサポートされていません」エラーが出る場合の解決法を紹介します。を試しましたが、ディスクトップに保存しておいたファイルがなくなり、問題も解決しませんでした。方法がわからず、教えて頂けると助かります。
インターフェースがサポートされていない の対処法でコマンドを入力してみましたが解決しません。
初期状態に戻したほうがよいでしょうか?
ヒロ様、当サイトを参考にしていただきありがとうございます。
エラーが出るのはどのような場合でしょうか?(例えば Windows の起動時、または特定のアプリケーションを実行した時など)
もしも特定のアプリケーションを実行した際にエラーが出る場合は、アプリケーションの再インストールで解決できる場合があります。
Windows の起動時であれば、スタートアップなどに登録されているアプリケーションを無効化するか、再インストールすることで解決できる場合があります。
どうしても解決できない場合は Windows の初期化をすれば解決できると思います。
ただ、最近エラーが出るようになったのであれば、更新プログラムや最近インストールしたアプリケーションが原因かもしれません。
ありがとうございます。
画像や動画などのファイルを開こうとすると「インターフェースが・・・」というコメントが出て、コマンドを実行しても変わりませんでした。
アプリが起動しない場合、という項目も見てみましたが、「アイコンが薄くなっている」ということが確認できなかったので試してもみませんでしたが、アプリを修復ということのようだったので、sfc /scannow を試してみました。
画像ファイルだけはどうしても開かず、デスクトップにあったメモファイルのアイコンが薄くなっているのに気づき、回復ポイント以前のアプリを1個ずつ修復して、解決しました。
(アイコンが薄くなっているのがわからなかったのは、ダークモードになっていたからかもしれません)
8.1から移行したばかりで、アプリを入れたら起動しなくなったりのトラブル続きで11が嫌いになりそうです(笑)
ご回答ありがとうございました。
今回は大変でしたね。解決して何よりです。
度々失礼します。
私の場合ですが、フォトとメディアプレーヤーは、設定から「修復」を行う事によって表示されるようになりました。ただ、ペイント、ペイント3Dでは効果がありませんでした。
修復やリセットで解決できない場合、ペイント、ペイント3D を一度アンインストールしてからもう一度インストールするか、次のページの「タスクバーが反応しない場合の解決法 3」の方法で解決できるかもしれません。一度お試しください。
https://windows-waza.com/win10-win11-taskbar-freezes/
なお、私の場合、復元ポイントからシステムの復元をして、その後開けなくなっている事に気づきました。いつから開けなくなっているかは不明ですが、システムの復元と関連があるかもしれません。
Aki様、コメントありがとうございます。
Windows 11 バージョン 22H2 でしたら、少し前に不具合が報告されています。
おそらく間違いないと思いますので、次の記事をご覧ください。
Win11 22H2 システムの復元後にアプリが起動できなくなる不具合の対処法
私も上記の方法を試してみたのですが、Cドライブ、Dドライブともフォトで画像が開けません。
1:Windows 11
2:フォト
3:動画、画像とも「インターフェイスがサポートされていません」となります。
コントロールパネルやadobeなどのソフトは開けるのですが、ドライブDに保存している動画や画像が開けない状況が続いています。上記の方法を試しましたが解決には至っておりません。他に原因があるのでしょうか?
ジーパン様、当サイトを参考にしていただきありがとうございます。
〉ドライブDに保存している動画や画像が開けない状況が続いています。
次の情報を教えていただけますか?
1.使用している OS(Windows 10,11)
2.普段動画や画像を開く際に使用しているアプリ
3.動画、画像を開く際にどちらも「インターフェイスがサポートされていません」エラーが表示されますか?