今回は、Windows 11 のファイルの関連付けをデフォルトに戻す方法を紹介します。
例えば拡張子が「.png」のファイルは通常「フォト」に関連付けされていますが、手動でファイルの関連付けを行うと、その指定したプログラムに「.png」のファイルは関連付けされます。
画像に関連したソフトをインストールした際に、関連付けが自動で変更されてしまう場合があり、アンインストールをしても元に戻らないことがあります。
そして、もしも元に戻したいといったときに、通常は手動で関連付けを行えば指定したプログラムに関連付けが変更されるのですが、場合によっては関連付けができないことがあります。
そのような状況でファイルを開くとエラーが出てしまいます。
ファイルのファイルの関連付けをデフォルトに戻す方法
レジストリの操作を間違えるとシステムが起動できなくなるなど不具合が起きる可能性があります。事前にシステムの復元などでバックアップを取り、自己責任で行うようお願いします。
- システムの復元ポイント作成方法及び復元方法
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※Windows 11 のレジストリも基本は同じです。
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して Enter を押します。
2.レジストリエディターが開きますので、次のキーを開きます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.png
3.「.png」キーを展開すると、「OpenWithList」というキーがありますので選択します。
4.右側の欄の「(既定)」という値以外の値をすべて選択します。
5.選択したら、選択したいずれかの値の上で右クリック>「削除」をクリックします。
6.「値の削除の確認」が表示されますので、よく確認して「はい」をクリックします。
次のように「(既定)」のみになれば OK です。
7.次に、「OpenWithList」キーの下に「UserChoice」というキーがあれば、「UserChoice」キーの上で右クリック>「削除」をクリックします。
8.「キーの削除の確認」が表示されますので、「はい」をクリックします。
これで「.png」ファイルの関連付けはデフォルトに戻り、デフォルトのプログラムで開くようになります。
「.png」ファイルをダブルクリックして開いてみましょう。
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