当サイトでは、Windows 10, Windows 11 関連の情報や問題解決方法、自作ソフトなどを紹介しています。

当サイトでよく使うツールの開き方と用語一覧

ツールの開き方と用語一覧

ここでは当サイトでよく使うツールの開き方と用語を紹介しています。

PC の操作をする際に参考にしてみてください。

1.スタートボタン

画面の下にある4つの四角でできたアイコンです。

Windows 10 は通常画面の左下に表示されています。

Windows 10

Windows 11 は通常画面の下の中央に表示されています。

Windows 11

2.Windowsキー

キーボードの左下にある4つの四角が集まったキー。

Windowsキー

3.ファイル名を指定して実行

ファイル名を指定実行にはコマンドが入力でき、ファイルやフォルダー、各システム設定ツールが起動できます。

キーボードの Windowsキー+R を押すとファイル名を指定して実行が開きます。

ファイル名を指定して実行

4.コントロールパネル

コントロールパネルでは、コンピューターの様々な設定を開くことができます。

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「control」と入力してEnterを押すとコントロールパネルが開きます。

5.タスクマネージャー

タスクマネージャーでは、プロセス(アプリケーション、プログラム)の実行状況、メモリーやCPUの使用率、スタートアップの項目などを見ることができます。

タスクマネージャーの開き方(3つ)

  • 画面左下の Windows マークを右クリック>タスクマネージャーをクリックします。
  • キーボードの Ctrl+Shift+Esc を押します。
  • キーボードの Ctrl+Alt+Delete を押し、タスクマネージャーをクリックします。

6.デバイスマネージャー

デバイスマネージャーでは、インストールされているドライバーの確認、更新または削除などをすることができます。

デバイスマネージャーの開き方(2つ)

  • Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「devmgmt.msc」と入力してEnterを押します。
  • 画面左下のスタートボタンを右クリック>デバイスマネージャーをクリックします。

7.レジストリエディタ

レジストリには、システムやソフトウェアに関する情報が保存されています。

様々な設定がレジストリで変更できますが、1つ間違えるとシステムが起動できなくなったり、ソフトウェアが正常に動作しなくなってしまいます。

特に知識のない初心者の方はレジストリに変更を加えてはいけません。

多少知識がある方も、必ずシステムの復元などでバックアップを取ってから変更することをおすすめします。

Win10 レジストリの予備知識|概念、開き方、レジストリの内部構成

レジストリエディタの開き方

Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterを押します。

レジストリのバックアップと復元方法

バックアップしたいキーを右クリック>エクスポートをクリックします。

レジストリエクスポート

保存場所を選択し、好きな名前を入力して保存をクリックします。

レジストリエクスポート 保存場所の選択、ファイル名の入力

指定した保存場所に、上の画像を例にすると「好きな名前.reg」というレジストリファイルが作成されますので、もしもレジストリの変更後に元に戻したい場合は「好きな名前.reg」をダブルクリックして実行すれば復元されます。

レジストリのインポート
どちらも「はい」をクリックします。

またはレジストリファイルのインポートで復元します。

レジストリエディタを開き、上のメニューのファイルをクリック>「インポート」をクリックします。

インポートしたいレジストリファイルを選択し、「開く」をクリックします。

すると次のように「レジストリが正常に追加されました。」と表示されます。

※ファイル名の拡張子(.reg)はデフォルトでは表示されていませんので、表示しておくことをおすすめします。

拡張子の表示方法

8.サービス

サービスには、Windows Update など、Windows の起動中にバックグラウンドで実行されるプログラムが登録されています。

タスクマネージャーのサービスタブを開き、一番下にある「サービス管理ツールを開く」をクリックすると開くことができます。

Windows サービス

9.ローカルグループポリシーエディタ

ローカルグループポリシーエディタは、Windows 10、11 の Pro バージョン以上でないと開けません。

Home バージョンでも開く方法はありますが、Home バージョンには必要のない機能です。

ローカルグループポリシーエディタではシステム設定やセキュリティ設定の変更ができます。

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「gpedit.msc」と入力してEnterを押すと開くことができます。

ローカルグループポリシーエディタ

10.コマンドプロンプト

コマンドプロンプトでは様々なコマンドを実行することができます。

2022/04/03: Win10/Win11 右クリックに「コマンド ウィンドウをここで開く」を追加

Windows 10 での開き方

画面左下の Windows マークを右クリック>コマンドプロンプトをクリックすると開くことができます。

管理者として開く必要がある場合は「コマンドプロンプト(管理者)(A)」をクリックします。

Windows 11 での開き方

スタートボタンの隣にある検索ボタンをクリックします。

検索窓に「コマンド」と入力すると、右側にコマンドプロンプトが表示されますので、「管理者として実行」をクリックします。

11.バッチファイル

バッチファイルとは? をご覧ください。

12.システム構成

システム構成では、ブートオプションなどの設定をします。

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「msconfig」と入力してEnterを押すと開けます。

システム構成

13.コンピュータの管理

コンピューターの様々な管理をします。

コンピューターに問題が起きた場合、ここで原因を探したりします。

画面左下の Windows マークを右クリック>コンピュータの管理をクリックすると開くことができます。

コンピューターの管理

14.システムプロパティ

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「sysdm.cpl」と入力してEnterを押すと開くことができます。

システムプロパティでは、Windows のデザインやパフォーマンスに使う設定、システムの復元ポイントの作成などができます。

システムプロパティ

15.ネットワーク接続(ネットワークアダプター)

ネットワーク接続では、ネットワークアダプターの状態を見ることができます。

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力してEnterを押すと開くことができます。

::{7007ACC7-3202-11D1-AAD2-00805FC1270E}

16.ユーザーアカウント

ユーザーアカウントでは、アカウントの作成、削除、名前の変更などができます。

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力してEnterを押すと開くことができます。

CONTROL.EXE nusrmgr.cpl

17.セキュリティとメンテナンス

セキュリティとメンテナンスでは、セキュリティやメンテナンス関連の設定の変更ができます。

また、ここから回復ドライブの作成やシステムの復元を開くこともできます。

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「wscui.cpl」と入力してEnterを押すと開くことができます。

18.DirectX 診断ツール

DirectX 診断ツールでは、システム情報を見ることができます。

また、DirectX に関連するディスプレイやサウンド、入力デバイスの問題がある場合、ここに表示されることがありますので、問題解決には必須のツールです。

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「dxdiag」と入力してEnterを押すと開くことができます。

次の画面が開く場合がありますので、「はい」をクリックします。

※環境により開くのに少々時間がかかることがありますので、反応しないように見えますが、しばらくお待ちください。(約30秒~1分)

19.拡張子

拡張子とは、ファイルの種類を識別するもので、ファイル名の最後「.」(ピリオド)の後に表示される英数字です。

拡張子がデフォルトで表示されていない方は、表示しておくことをおすすめします。

Windows 10 での表示方法

Windowsキー+Eを押して、エクスプローラを開きます。

上にあるメニューの「表示」をクリック。

explorer
画像クリックで拡大

次に右側を見ると3つのチェックボックスがありますので、「ファイル名拡張子」にチェックを入れます。

これで拡張子が表示されるようになります。

Windows 11 での表示方法

Windowsキー+Eを押して、「エクスプローラー」を開きます。

上にある「表示」をクリックし、一番下の「表示」にマウスカーソルを持って行くと、メニューが表示されますので、「ファイル名拡張子」をクリックします。

これで拡張子が表示されるようになります。

20.Windows PowerShell

Windows 10 での開き方

1.画面左下のスタートボタンをクリックし、「Windows PowerShell」をクリックまたは右クリック>管理者として実行する」をクリック。

Windows PowerShell

2.画面左下のスタートボタンを右クリック>検索をクリック。

一番下の検索窓に「powershell」と入力すると上に表示されます。

3.Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

「powershell」と入力してEnterを押します。

※「ファイル名を指定して実行」で開いた場合、管理者として実行されない場合があります。

Windows 11 での開き方

「Windows ターミナル」または「Windows PowerShell」どちらでも構いません。

スタートボタンを右クリック>「Windows ターミナル」または「Windows ターミナル(管理者)」をクリックします。

Windows PowerShell

タスクバーにあるフォルダーアイコンをクリックし、エクスプローラーを開きます。

アドレスバーに 「コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\Windows ツール」と入力して Enter を押します。

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「Windows ツール」が開きますので、ここから Windows PowerShell を開きます。

※管理者として開く場合は、Windows PowerShell を右クリックし、「管理者として開く」をクリックします。

21.Windows セキュリティ

Windows セキュリティは Windows に組み込まれており、MicroSoft Defender(Windows Defender) というウイルス対策プログラムが含まれています。 

Windows 10 での開き方

1.Windowsキー+Iを押して、「設定」を開きます。

2.「更新とセキュリティ」をクリックします。

3.左側のメニューの「Windows セキュリティ」をクリックします。

4.右側の「Windows セキュリティを開く」ボタンをクリックします。

Windows 11 での開き方

1.Windowsキー+Iを押して、「設定」を開きます。

2..左側のメニューの「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

3.右側の「Windows セキュリティ」をクリックします。

4.右側の「Windows セキュリティを開く」ボタンをクリックします。

22.電源オプション

電源プランの変更、電源ボタンの動作、ディスプレイの電源を切る時間の指定などができます。

Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

「powercfg.cpl」と入力してEnterを押します。

23.隠しファイル

通常隠しファイルは表示されないようになっています。

Windows 10 での開き方

Windowsキー+Eを押して、「エクスプローラー」を開きます。

左上の表示タブをクリックし、右側にある「隠しファイル」にチェックを入れると隠しファイルが表示されます。

画像クリックで拡大

Windows 11 での開き方

Windowsキー+Eを押して、「エクスプローラー」を開きます。

上にある「表示」をクリックし、一番下の「表示」にマウスカーソルを持って行くと、メニューが表示されますので、「隠しファイル」をクリックします。

画像クリックで拡大

これで隠しファイルが表示されるようになります。

元に戻す場合は、もう一度同じ操作をします。

24.アクティブとは

アクティブとは、ウィンドウが最前面にあり、すぐに編集できる状態を言います。

25.システムファイルの修復(sfc /scannnow)

システムファイルの修復(sfc /scannnow)

26.圧縮と解凍

圧縮

圧縮とは、例えば当サイトで配布している自作ソフトは「zip形式(拡張子 .zip)」で圧縮しているファイルであり、圧縮を例えると、圧縮袋に入れた布団を圧縮するように、大きな(複数の)ファイルを小さなフォルダーに入れ、そのフォルダーを 1つのファイルとして扱うことが出来ます。

圧縮は、ファイルサイズを小さくしたい場合や複数ファイルを 1つのファイルにまとめたい場合などに使用します。

ファイルを圧縮するには、1つまたは複数のファイルを選択し、ファイル上で右クリックすると「送る」という項目が表示されますので、マウスカーソルを合わせるとサブメニューが表示されます。

「圧縮(zip 形式)フォルダー」をクリックすると圧縮ファイルがその場に作成されます。

作成されるファイルの名前は 1つまたは複数であっても、右クリックしたファイルの名前で作成されます。

解凍

解凍とは、圧縮されたファイルを解凍(展開)することを言います。

Windows では Zipファイルの解凍をすることが出来ます。

zip形式のファイル上で右クリックすると「すべて展開」という項目が表示されます。

「すべて展開」をクリックすると次のように「圧縮(ZIP 形式)フォルダーの展開」が表示されますので、「展開」をクリックします。

すると、上の画像で指定されたフォルダーにファイルが解凍(展開)されます。