Windows 11(バージョン22H2) にはエクスプローラーのタブ機能が追加されましたが、一部のユーザーからは元のままのタブ機能がないエクスプローラーに戻したいという声があります。
今回は、Windows 11 のエクスプローラーのタブ機能を無効化する方法、元に戻す方法を紹介します。
Windows 11 のエクスプローラーのタブ機能の無効化、元に戻す方法
まず「ViVeTool」をダウンロードする必要がありますので、次のページから zip ファイルをダウンロードしてください。
https://github.com/thebookisclosed/ViVe/releases/
2023/12/20 現在の最新バージョンは v0.3.3 です。
タブ機能の無効化
ダウンロードした zip ファイルを解凍し、解凍したフォルダーを開いておきます。
1.フォルダーを開いたら、エクスプローラーのアドレスバーにある「ViVeTool」のパスをコピーしてください。
2.次にスタートボタンを右クリック>「ターミナル(管理者)」をクリックします。
3.ユーザーアカウント制御の画面が開いたら「はい」をクリックします。
4.PowerShell に半角で「cd 」と入力します。(cd の後に半角スペースを入れます)
5.そのままマウスの右ボタンをクリックをすると、先ほどコピーしたアドレスが入力されますので、Enter を押してください。
次の画面のようになれば OK です。
6.そのまま次のコードをコピーして貼り付けます。
.\vivetool.exe /disable /id:37634385 /variant:1
7.Enter を押し、「Successfully set feature configuration(s)」と表示されれば設定は完了です。
PC を一度再起動してタブ機能が無効化されたか確認してみましょう。
タブ機能を元に戻す方法
手順 6 でコードを次のように変更して実行し、PC を再起動すれば元に戻ります。
.\vivetool.exe /enable /id:37634385 /variant:1
コメント(降順)
コメント失礼します。
当方WIN11ですがこちらに書かれている内容を試したところマイコンピューターやエクスプローラー自体が開かなくなってしまいました。
恐れ入りますが急ぎで教えていただけないでしょうか?
元に戻したいです。
ITO様、コメントありがとうございます。
冒頭の注意書きにもありますが、タブ機能を無効にした状態で 2023/09/26 リリースの Windows 11 22H2 の大型アップデート KB5030310(非セキュリティ更新プログラム)以降をインストールすると、エクスプローラーが開かなくなります。
これを回避するには、タブ機能を元に戻すか、次のページを参考に Copilot を無効にする必要があります。
Win11 エクスプローラーが開かない、起動しない、反応しない
https://windows-waza.com/win11-explorer-doesnt-open-start-or-respond/
迅速なご返信ありがとうございます。
仕事で急ぎなもので【Copilot を無効にする】につきましては、また時間のある時に挑戦させていただきます。
なんとかViVeTool-v0.3.3のファイル場所を特定し【タブ機能を元に戻す方法】を参考に元に戻す事ができました。
この度はお手数おかけして申し訳ございませんでした。
ITO様、当サイトを参考にしていただきありがとうございます。
Copilot は Microsoft も不具合があると認めており、Microsoft が認めた不具合以外にも特定のアプリケーションが正しく動作しなくなる場合があります。
Win11 22H2,23H2 Microsoft が Copilot の不具合を認める
https://windows-waza.com/win11-22h223h2-microsoft-admits-copilot-bug/
Copilot は今現在プレビュー版ですので、当サイトでは Edge に追加された Copilot を使用することをおすすめします。
windows 10で使えますか?
匿名様、コメントありがとうございます。
エクスプローラーのタブ機能は Windows 11 バージョン22H2 に新しく追加された機能であり、Windows 10 には対応しておりません。