少し前から Windows 11 の Windows セキュリティにある「デバイス セキュリティ」タブに「標準ハードウェア セキュリティはサポートされていません」と表示されてしまうバグが発生しています。
このバグは、標準ハードウェア セキュリティの要件を満たしている環境でも発生します。
次の画像を見ると、「コア分離」と「セキュア ブート」の 2つの項目が表示されており、「コア分離」の下に「コア分離の詳細」と「セキュリティ プロセッサの詳細」のリンクが表示されていますね。
「セキュリティ プロセッサの詳細」のリンクをクリックすると、「使用可能な TPM がありません。BIOS 設定を確認してください。」と表示されています。(正常に表示される場合もある)
これらは表示のバグであり、少し前から出ていました。
Win11 「Windows セキュリティ」の表示がおかしくなる原因
上記の記事では「SecurityHealthService.exe」のバージョン「10.0.22621.1635」が原因だと判断しましたが、現在のバージョン「10.0.22621.2506」でも改善されていません。
しかも、以前はイベントビューアと信頼性モニターにエラーとして記録されていたのですが、今は記録されなくなったようです。(これもバグ?)
ただ、表示だけのバグですので、何度か閉じたり開いたりを繰り返す、またはサインアウトや再起動をすると正常に表示されることがあります。
※最近は特に正常に表示されない場合が多い。(2024/01/28)
こちらは正常な状態であり、「コア分離」、「セキュリティ プロセッサ」、「セキュア ブート」の 3つの項目が表示されていますね。
「セキュリティ プロセッサの詳細」も正常に表示されています。
Windows セキュリティの表示のバグは Microsoft が修正するのを待つしかありません。
表示だけのバグといっても、この画面を見て心配になるユーザーもいると思いますので、なるべく早く改善してほしいものです。
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