今回は、Windows 11 を実行している環境でシャットダウンをしても勝手に再起動してしまう場合の対処法を紹介します。
勝手に再起動をしてしまう問題は、ハードウェアの互換性の問題やデバイスドライバーの非互換性、Windows Update やサードパーティ製のソフトウェア、システムファイルが壊れているなど、様々な理由により発生します。
シャットダウンをしても勝手に再起動してしまう場合は、シャットダウン時に何らかのエラーが発生していることになります。
Windows 11 のデフォルトの設定では、システムにエラーが発生した際に自動的に再起動をするようになっていますので、まずは設定を変更して自動的に再起動しないようにしましょう。
それからエラーの原因を探して対処します。
システムにエラーが発生した際に自動的に再起動させないようにする
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「sysdm.cpl」と入力して Enter を押します。
2.システムのプロパティが開きますので、「詳細」タブを開き、一番下の「起動と回復」にある「設定」ボタンをクリックします。
3.「システムエラー」にある「自動的に再起動する」の横のチェックボックスのチェックを外して OK をクリックします。
これでシステムエラーが起きた際に自動で再起動されなくなりますので、一度シャットダウンをしてみましょう。
※シャットダウンをした日時を覚えておいてください。
イベントビューアーでシャットダウンをしても勝手に再起動してしまう原因を探す
1.PC を起動し、スタートボタンを右クリック>「イベントビューアー」をクリックします。
2.イベントビューアーが開いたら、Windows ログ>「システム」を開きます。
※「システム」を選択してから右側にイベントが表示されるまで少し時間がかかる場合があります。(数秒~数十秒)
3.イベントが表示されたら、先ほど覚えておいたシャットダウンをした日時の前後で、赤いビックリマークの付いている「エラー」を探してください。
4.項目をクリックすると下の「全般」タブにエラーの内容が表示されますので、書かれている内容をよく読み、原因やエラーコードが書かれていれば、それを頼りに根本的な原因を探して対処します。
2024/07/20(ユーザー様からの情報):
BIOS の設定を初期化することで解決できる可能性があります。
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