WEBサイトの閲覧中に、急にマイクロソフトの Windows Defender の警告が表示された場合は注意してください。
警告画面に電話番号が記載されている場合、マイクロソフトの Windows Defender を装った詐欺サイトですので、絶対に電話をかけないようにしてください。
この画面が出た場合は何もせずにすぐにタブを閉じましょう。
もしもクリックしてしまった場合は(「安全に戻る」などに関係なく)、どこをクリックしてもブラウザーが全画面表示となり、ピーッピーッと警告音が鳴ります。
そして、「重要なセキュリティメッセージは、あなたのコンピューターがロックされている。あなたの IPアドレスは…」などど音声が流れ、サポートへの連絡を促し、キャンセルボタンなども反応せず、画面が閉じれなくなります。
ここで慌てて表示されている問合せ先サポートの電話番号に電話をかけないようにしてください。
トロイの木馬やスパイウェアに感染している、この画面を閉じると個人情報が危険にさらされるなどと嘘の情報が書かれていますが、絶対に信じてはいけません。
この画面を閉じるには、キーボードの ESC キーまたは F11 キーを押し、全画面表示を終了してからタブを閉じてください。
ESC キーまたは F11 キーが反応しない場合は、画面上で右クリック>「ページのソース表示」などをクリックすると全画面表示が解除されます。
※右クリックができない、解除できない場合は ESC キーを長押ししてください。
正規の Microsoft サポートのサイトおよび電話番号は次の通りですので、必ず覚えておきましょう。
正規の Microsoft サポート
公式サイト https://support.microsoft.com
法人のお客様 TEL: 0120-41-6755
平日 9:00 – 17:30 (祝日および弊社指定休業日を除く)個人のお客様 TEL: 0120-54-2244
Microsoft より
平日 9:00 – 18:00、土日 10:00 – 18:00 (祝日および弊社指定休業日を除く)
実際にマイクロソフトの Windows Defender を装った詐欺サイトを表示してみた動画をご覧ください。
2024/05/19:
新たな詐欺サイトを確認しました。
このページでどこかをクリックすると、全画面表示になり、警告音が鳴ります。
ESC キーや右クリックが聞かなくなりますが、ESC キーを長押しすることで全画面表示を解除することができます。
この新たな詐欺サイトには「JS/Adware.Agent.AF」というアドウェアが仕組まれています。
「JS/Adware.Agent.AF」は、悪意のある広告を表示させるアドウェアであり、ページにアクセスした時点でスクリプトを実行しようとします。
※Windows セキュリティ(Microsoft Defender)のみ有効にした環境でページを開いても検知されませんでした。
コメント(降順)