Windows 10、11のローカルアカウントでパスワードを忘れてしまい、初期化してしまった経験はありませんか?
パスワードリセットディスクを作成しておけば、パスワードを忘れても簡単にリセットできます。
パスワードリセットディスクは、USBフラッシュドライブ(USBメモリ)や SDカードなどに作成することができます。
パスワードリセットディスク作成のメリット
- パスワードを忘れてもアカウントにアクセスできる
- 新しいパスワードを簡単に設定できる
- 作成方法が簡単で、数分で完了
- 無料で作成できる
パスワードを忘れてしまった場合、アカウントにアクセスできなくなり、大変な思いをすることになります。
そのような事態を防ぐために、パスワードを忘れる前に、パスワードリセットディスクを作成しておくことを強くおすすめします。
パスワードリセットディスクがあれば、パスワードを忘れてしまっても、簡単に新しいパスワードを設定することができます。
作成方法は簡単で、数分で完了します。
パスワードリセットディスクの利点
パスワードリセットディスクは、小さな容量の USBフラッシュドライブでも作成できます。
作成されるファイル「userkey.psw」はわずか 2KB なので、容量不足を心配する必要はありません。
さらに、USBフラッシュドライブはフォーマットされません。
つまり、既にファイルが保存されている USBフラッシュドライブでも、パスワードリセットディスクを作成できます。
ただし、万が一のデータ損失を防ぐために、パスワードリセットディスクを作成する前に、USBフラッシュドライブのデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。
※空の USBフラッシュドライブを使用するのも良い方法です。
ローカルアカウントのパスワードリセットディスクを作成する方法
パスワードリセットディスクは、作成したローカルアカウントのみで使用できます。
別のローカルアカウントがある場合は、それぞれアカウントごとに作成する必要があります。
事前に、SDカードまたは USBフラッシュドライブを PC に接続しておいてください。
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコードを入力して Enter を押します。
control
2.コントロールパネルが開きますので、表示方法を「大きいアイコン」に変更し、「ユーザーアカウント」をクリックします。
3.「パスワード リセット ディスクの作成」をクリックします。
4.「次へ」をクリックします。
5.「次のドライブにパスワードキーデスクを作成する」に、接続したドライブが表示されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
6.「現在のユーザーアカウント パスワード」にパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
7.進行状況が 100% になったら、「次へ」をクリックします。
8.「完了」をクリックすると、パスワードリセットディスクの作成は完了です。
パスワードリセットディスクを作成した後にパスワードを変更したらどうなる?
パスワードを何度変更しても、作成したアカウントに紐づくパスワード情報がディスクに記録されているため、常にそのディスクを使用してパスワードをリセットすることができます。
つまり、パスワードリセットディスクを一度作成しておけば、そのディスクさえ安全に保管しておけば、パスワードを忘れたり変更したりしても安心ということです。
パスワードをリセットする方法
1.パスワードリセットディスクを PC に接続しておきます。
2.パスワードを適当に入力してサインインを実行します。
3.すると、「パスワードが正しくありません。入力し直してください。」と表示されますので、OK をクリックします。
4.パスワード入力ボックスの下に「パスワードのリセット」と表示されますので、クリックして画面に従って操作してください。
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