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Win11 「SecurityHealth」の修復|Windows セキュリティ

今回は、Windows 11 の Windows セキュリティの問題を解決する「SecurityHealth」の修復法を紹介します。

「SecurityHealth」の修復法を実行すると、「インストールされているアプリ」からの修復、リセット及び Powershell のコマンドを使った Windows セキュリティの修復でも治らない、次の問題が解決されます。

  • 今まで正常だった「デバイス セキュリティ」タブに「標準ハードウェア セキュリティはサポートされていません」と表示されてしまう問題
  • 更新プログラム「KB5007651 (Version 1.0.2306.10002) 」が何度もインストールされる問題
  • 「SeculityHealthSystray: SecurityHeathSystray.exe – 正しくないイメージ」エラー状態 0xc0000020 または 0xc000012f が出る問題
  • 「アプリとブラウザーの制御」を開くと、真っ白な画面が表示され、すぐに閉じてしまう
  • 「ウイルスと脅威の防止」を開くと「ページを使用できません – このアプリの一部の領域へのアクセスはIT管理者によって制限されています。詳細については、IT ヘルプディスクに問い合わせてください。」と表示される

この修復法は「Windows セキュリティ サービス バージョン」を最新のバージョンに更新するための方法でもありますので、古いバージョンのまま更新されない場合にもお試しください。

ただし、この方法は管理者権限のあるユーザーアカウントで Windows Update が実行できる環境が必要です。

サポートの終了したバージョンの Windows 11 では実行できないと思いますのでご了承ください。

また、操作が少々難しいため、よく読み手順どおりに間違いのないように行ってください。

※「SecurityHealth」の修復法1 ではレジストリの編集をする必要はありません。

目次

「SecurityHealth」の修復法1

Windows 11 の初期化後に Windows セキュリティに不具合が出た場合、まずは次のページの方法をお試しください。

Win11 Windows セキュリティが真っ白、IT管理者によって制限されています。

1.アクセス許可の設定

1.次のフォルダーを開いてください。

C:\Windows\System32

2.「SecurityHealth」フォルダーの上で右クリック>「プロパティ」をクリックします。

C:\Windows\System32
C:\Windows\System32

3.「SecurityHealth」のプロパティが開きますので、セキュリティタブの「詳細設定」をクリックします。

SecurityHealth のプロパティ
SecurityHealth のプロパティ

4.「所有者: SYSTEM」の右側にある「変更」をクリックします。

セキュリティの詳細設定
セキュリティの詳細設定

5.「ユーザーまたはグループの選択」が開きますので、「詳細設定」をクリックします。

ユーザーまたはグループの選択
ユーザーまたはグループの選択

6.「ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)」が開きますので、「検索」をクリックします。

ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)
ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)

7.すると、下に検索結果が表示されますので、現在サインインしているユーザー名を選択し、OK をクリックします。

ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)
ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)

8.「選択するオブジェクト名を入力してください」に現在サインインしているユーザー名が表示されていることを確認したら OK をクリックします。

ユーザーまたはグループの選択
ユーザーまたはグループの選択

9.「サブコンテナーとオブジェクトの所有権を置き換える」にチェックを入れ、OK をクリックします。

セキュリティの詳細設定
セキュリティの詳細設定

10.「SecurityHealth」のプロパティに戻りますので、もう一度「詳細設定」をクリックします。

SecurityHealth のプロパティ
SecurityHealth のプロパティ

11.「アクセス許可の変更」をクリックします。

セキュリティの詳細設定
セキュリティの詳細設定

12.すると、「追加」が表示されますのでクリックします。

セキュリティの詳細設定
セキュリティの詳細設定

13.「アクセス許可エントリ」が表示されますので、「プリンシパルの選択」をクリックします。

アクセス許可エントリ
アクセス許可エントリ

14.手順 5~8 を繰り返します。

15.「基本のアクセス許可」が表示されますので、「フルコントロール」にチェックを入れ、OK をクリックします。

アクセス許可エントリ
アクセス許可エントリ

16.「子オブジェクトのアクセス許可エントリすべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可エントリで置き換える」にチェックを入れ、追加したユーザー名を選択してから OK をクリックします。

セキュリティの詳細設定
セキュリティの詳細設定

17.Windows セキュリティの警告画面が 2つ表示されますので、どちらも「はい」をクリックします。

Windows セキュリティ
Windows セキュリティ
Windows セキュリティ

18.「SecurityHealth」のプロパティの OK をクリックします。

SecurityHealth のプロパティ
SecurityHealth のプロパティ

これでアクセス許可の設定は完了しましたので、「SecurityHealth」フォルダーを開いておきます。

2.プロセスを停止してファイルを削除

ファイルを削除するためには現在実行されているプロセスを閉じる必要があります。

1.タスクマネージャーを開き、詳細タブを開いてください。

2.「SecurityHealthService.exe」と「SecurityHealthSystray.exe」の上で右クリック>「タスクの終了」をクリックします。

タスクマネージャー - 詳細タブ
タスクマネージャー – 詳細タブ
タスクマネージャーの右クリックメニュー
タスクマネージャーの右クリックメニュー

3.タスクマネージャーを終了し、「SecurityHealth」フォルダー内のファイル、フォルダーをすべて削除してください。

※削除が心配な場合はどこかのフォルダーに移動してください。

C:\Windows\System32\SecurityHealth
C:\Windows\System32\SecurityHealth

この状態で Windows セキュリティのバージョン情報を確認すると、「Windows セキュリティのアプリケーションのバージョン」以外はバージョンが表示されなくなります。

Windows セキュリティのバージョン情報
Windows セキュリティのバージョン情報
現在の Windows セキュリティサービスバージョンの確認方法

1.Windowsキー + I(アイ) を押して「設定」を開きます。

2.左側の「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

設定
設定

3.「Windows セキュリティ」をクリックします。

「設定」>「プライバシーとセキュリティ」
「設定」>「プライバシーとセキュリティ」

4.「Windows セキュリティを開く」をクリックします。

「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「Windows セキュリティ」
「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「Windows セキュリティ」

5.Windows セキュリティが開いたら、左下の歯車のアイコンをクリックします。

Windows セキュリティ
Windows セキュリティ

6.「通知」にある「バージョン情報」をクリックします。

Windows セキュリティ - 設定
Windows セキュリティ – 設定

7.ここで「Windows セキュリティ サービス バージョン」を確認してください。

Windows セキュリティ - バージョン情報
Windows セキュリティ – バージョン情報

3.Windows Update の更新履歴を削除する

Windows セキュリティの画面は閉じておいてください。

1.Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

2.次のコードを入力して Enter を押します。

services.msc

3.サービスが開きますので、「Windows Update」を確認し、実行中であれば「サービスの停止」をクリックします。

サービス
サービス

4.もう一度 Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

5.次のコードを入力して Enter を押します。

%windir%\SoftwareDistribution

6.「SoftwareDistribution」フォルダーが開きますので、中にあるフォルダーとファイルをすべて削除します。

※削除する際に管理権限を求められる場合がありますので、「続行」をクリックしてください。削除できないファイルがあればスキップして構いません。

フォルダーアクセスの拒否
フォルダーアクセスの拒否
C:\Windows\SoftwareDistribution
C:\Windows\SoftwareDistribution

削除が終わったら、「SoftwareDistribution」フォルダーを閉じ、サービスに戻ります。

「Windows Update」の「サービスの開始」をクリックします。

サービス
サービス

サービスを閉じ、Windows Update を実行します。

4.Windows Update 更新のチェック

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。

ms-settings:windowsupdate?winsettingshome

2.Windows Update が開きますので、「更新プログラムのチェック」をクリックします。

Windows Update
Windows Update

3.すると、「KB5007651」がダウンロードされインストールされます。

Windows Update
Windows Update
Windows Update 更新履歴 – KB5007651

4.インストールが完了すると、「SecurityHealth」フォルダーの中に最新バージョンのフォルダーと「SecurityHealthSetup.exe」というファイルが作成されます。

Windows Update を実行しても更新されない場合

Windows Update を実行しても更新されない場合、次のページから通常は「64 ビット」をダウンロードします。

Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム(Microsoft)

Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム(Microsoft)
Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム(Microsoft)

ファイルのダウンロードが完了したら、「securityhealthsetup.exe」の上で右クリック>「管理者として実行」をクリックします。

すると、「SecurityHealth」フォルダーの中に最新バージョンのフォルダーと「SecurityHealthSetup.exe」というファイルが作成されます。

「Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム」は、Microsoft の都合によりダウンロードができなくなっている場合があります。その場合は、次のページを参考に「KB5007651」をダウンロードしてください。

あわせて読みたい
Win11 Microsoft が「KB5007651」の新バージョンの提供を開始 Microsoft は、2025/04/22 に Windows Security platform マルウェア対策プラットフォームの更新プログラム「KB5007651」の新バージョンの提供を開始しました。 Microso...
C:\Windows\System32\SecurityHealth/
C:\Windows\System32\SecurityHealth
C:\Windows\System32\SecurityHealth

次は「SecurityHealth」フォルダーのアクセス許可を元に戻します。

5.アクセス許可を元に戻す

1.次のフォルダーを開いてください。

C:\Windows\System32

2.「SecurityHealth」フォルダーの上で右クリック>「プロパティ」をクリックします。

3.「SecurityHealth」のプロパティが開きますので、セキュリティタブの「詳細設定」をクリックします。

SecurityHealth のプロパティ
SecurityHealth のプロパティ

4.「セキュリティの詳細設定」が開きますので、「所有者: ユーザー名」の右にある「変更」をクリックします。

セキュリティの詳細設定
セキュリティの詳細設定

5.「ユーザーまたはグループの選択」が開きますので、「詳細設定」をクリックします。

ユーザーまたはグループの選択
ユーザーまたはグループの選択

6.「ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)」が開きますので、「検索」をクリックします。

ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)
ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)

7.すると、下に検索結果が表示されますので、「SYSTEM」を選択し、OK をクリックします。

ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)
ユーザーまたはグループの選択(詳細設定)

8.「選択するオブジェクト名を入力してください」に「SYSTEM」が表示されていることを確認したら OK をクリックします。

ユーザーまたはグループの選択
ユーザーまたはグループの選択

9.追加したユーザー名を選択し、「削除」をクリックします。

セキュリティの詳細設定
セキュリティの詳細設定

10.「サブコンテナーとオブジェクトの所有権を置き換える」と「子オブジェクトのアクセス許可エントリすべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可エントリで置き換える」にチェックを入れ、OK をクリックします。

セキュリティの詳細設定
セキュリティの詳細設定

11.Windows セキュリティの警告画面が 2つ表示されますので、どちらも「はい」をクリックします。

Windows セキュリティ
Windows セキュリティ
Windows セキュリティ
Windows セキュリティ

12.「SecurityHealth」のプロパティの OK をクリックします。

SecurityHealth のプロパティ
SecurityHealth のプロパティ

これでアクセス許可は元に戻りましたので、「SecurityHealth」フォルダーを閉じ、PC を再起動してください。

この時点で Windows セキュリティの問題は解決しており、レジストリの情報も正常な値に修復されています。

PC が起動し、サインインをすると、タスクトレイ(通知領域)の Windows セキュリティのアイコンが表示されます。

タスクトレイのアイコン
タスクトレイのアイコン

アイコンをクリックして Windows セキュリティを開き、バージョンが正常に表示されていることを確認してください。

Windows セキュリティのバージョン情報
Windows セキュリティのバージョン情報

別のセキュリティソフトを使用している場合、次の 3つのバージョンは表示されない場合があります。

  • エンジンのバージョン:0.0.0.0
  • ウイルス対策のバージョン:0.0.0.0
  • スパイウェア対策のバージョン:0.0.0.0

また、「ウイルスと脅威の防止」と「ファイアウォールとネットワーク保護」の項目は、Windows セキュリティが情報を取得するまでに少々時間がかかります。

「SecurityHealth」の修復法2

「SecurityHealth」の修復法1 で解決できない場合にお試しください。

1.まず上記の「SecurityHealth」の修復法1で「SecurityHealth」フォルダーを空にしてください。

2.「SecurityHealth」フォルダーを空にしたら、そのまま一度再起動します。

3.PC が起動したら、タスクマネージャーの詳細タブで「SecurityHealthService.exe」と「SecurityHealthSystray.exe」を確認し、起動していたら終了してください。

※右クリック>「タスクの終了」をクリックします。

タスクマネージャー – 詳細タブ
右クリック>「タスクの終了」
右クリック>「タスクの終了」

レジストリの操作を間違えると、システムが起動できなくなるなどの不具合が起きる可能性があります。事前にシステムの復元などでバックアップを取り、自己責任で行うようお願いします。

4.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して Enter を押します。

5.レジストリエディターが開きますので、次のキーを開きます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Security Health

6.「Windows Security Health」キーの上で右クリック>「削除」をクリックします。

レジストリエディター
レジストリエディター

7.キー削除の確認が表示されますので、「はい」をクリックします。

キー削除の確認
キー削除の確認

ここでアクセス許可の問題で削除できなければアクセス許可を実行してください。

レジストリキーのアクセス許可の変更方法は次のページをご覧ください。

Windows 11 レジストリのアクセス許可の変更方法

所有者の変更の際に、「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」と「子オブジェクトのアクセス許可エントリすべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可エントリで置き換える」のチェックを入れてください。

※削除するキーを間違えないように注意してください。

8.「Windows Security Health」キーが削除出来たら Windows Update を開き、更新プログラムのチェックを実行してください。

9.「SecurityHealth」フォルダーを確認し、最新バージョンのフォルダーと「SecurityHealthSetup.exe」というファイルが作成されていることを確認したら、PC を再起動します。

※最新バージョンのフォルダーが作成されない場合、Windows Update サービスの再起動、または PC を一度再起動してから更新プログラムのチェックを実行してください。

サービス
サービス
C:\Windows\System32\SecurityHealth
C:\Windows\System32\SecurityHealth

10.Windows セキュリティが正常な状態に修正されたかを確認してください。

11.問題がなければ「SecurityHealth」フォルダーのアクセス許可を元に戻します

「Windows Security Health」キーのアクセス許可は元に戻す必要はありません。自動で作成され、アクセス許可も元に戻っています。

「SecurityHealth」を手動でインストールする方法

上記で解決できない場合は、最終的に手動でのインストールをすることで解決されます。

Window Update を実行しても、Microsoft®Update カタログから「KB5007651」をダウンロードして実行しても「SecurityHealth」フォルダーにファイルとフォルダーが作成されない場合、レジストリの値がおかしくなっている可能性があります。

上記の方法で解決できない場合は「KB5007651」の入手と約 50 のレジストリ値の編集が必要になります。

レジストリ値が正しくない場合、「KB5007651」はインストールが正常にできずに何度もインストールを繰り返します。

この状態のとき、本来は「SecurityHealth」フォルダーの中にある必要なファイルを読み込むためのレジストリ値が全て「C:\Windows\System32\SecurityHealth\Windows セキュリティ サービス バージョン」ではなく「C:\Windows\System32」に変更されています。

「SecurityHealth」を手動でインストールするには、これらの値のデータの修正及び「KB5007651」からファイルを取り出し、一部のファイル名を変更して「C:\Windows\System32\SecurityHealth」フォルダーにコピーすることが必要になります。

2023/09/14:

ここで紹介する方法は、今現在の最新バージョン KB5007651 (Version 1.0.2306.10002) に対しての操作方法でありますので、バッチファイルの内容も「Version 1.0.2306.10002」に対する内容となっています。

1.準備

まず上記の「SecurityHealth」の修復法1 を実行し、「C:\Windows\System32\SecurityHealth」フォルダ/ーの中身を空にしてください。

※初めからフォルダーが空であっても、「SecurityHealth」の修復法1 にあるアクセス許可を行ってください。

次にどこでも良いので「KB5007651」など、わかりやすい名前のフォルダーを作成しておいてください。

2.「KB5007651」のダウンロード

次のページから通常は「64 ビット」をダウンロードし、先ほど作成した「KB5007651」フォルダーの中に移動しておきます。

Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム(Microsoft)

Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム(Microsoft)
Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム(Microsoft)

ダウンロードしたファイルの名前は「securityhealthsetup.exe」です。

「Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム」は、Microsoft の都合によりダウンロードができなくなっている場合があります。その場合は、次のページを参考に「KB5007651」をダウンロードしてください。

あわせて読みたい
Win11 Microsoft が「KB5007651」の新バージョンの提供を開始 Microsoft は、2025/04/22 に Windows Security platform マルウェア対策プラットフォームの更新プログラム「KB5007651」の新バージョンの提供を開始しました。 Microso...

2.7-zip をインストール

※既にインストールしている場合は次へお進みください。

7-zip ダウンロードページ

7-zip ダウンロードページ
7-zip ダウンロードページ

「64ビット Windows x64」をダウンロードしてインストールしておきます。

3.「securityhealthsetup.exe」の解凍

1.ダウンロードした「securityhealthsetup.exe」の上で右クリック>「その他のオプションを確認」をクリックします。

2.「7-zip」にマウスカーソルを持っていき、「”securityhealthsetup\” に展開」をクリックします。

※ファイルの上書き確認が表示されたら「すべてはい」をクリックします。

D:\KB5007651
D:\KB5007651

3.「securityhealthsetup」フォルダーを開き、「.rsrc」>「RCDATA」と開いていきます。

4.バッチファイルのダウンロード

「RCDATA」フォルダーには 92 個の項目が含まれており、一部は名前を変更して「C:\Windows\System32\SecurityHealth」フォルダーにコピーする必要があります。

これらをダブルクリックで簡単にできるバッチファイルを作成しましたのでダウンロードして解凍してください。

SECURITYHEALTHAGENT.zip(Version 1.0.2306.10002 用)」

「SECURITYHEALTHAGENT.bat」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

一番下に「このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。」と表示されていたら、「許可する」にチェックを入れて OK をクリックします。

ファイルのプロパティ
ファイルのプロパティ

「RCDATA」フォルダーの中に「SECURITYHEALTHAGENT.bat」を移動し、ダブルクリックで実行してください。

※ダブルクリックでフォルダーが作成されない場合、「SECURITYHEALTHAGENT.bat」の上で右クリック>「管理者として実行」をクリックしてください。

D:\KB5007651\securityhealthsetup.rsrc\RCDATA
D:\KB5007651\securityhealthsetup.rsrc\RCDATA

すると、「C:\Windows\System32\SecurityHealth」フォルダーに「1.0.2306.10002」フォルダーが作成されますので、「1.0.2306.10002」フォルダーの中に 50 個の項目があるかを確認してください。

C:\Windows\System32\SecurityHealth
C:\Windows\System32\SecurityHealth

確認ができたらすべてのフォルダーを閉じ、レジストリの編集を行います。

5.レジストリ値の編集

レジストリの操作を間違えると、システムが起動できなくなるなどの不具合が起きる可能性があります。事前にシステムの復元などでバックアップを取り、自己責任で行うようお願いします。

これから編集する約 50 のレジストリキーは、ほとんどがアクセス許可の設定が必要になります。

レジストリキーのアクセス許可の方法は、編集する各キーの上で右クリック>「アクセス許可」をクリックし、上記のフォルダーのアクセス許可と同じ手順で行ってください。

編集するキーの一覧
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Security Health\Platform
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{E3C9166D-1D39-4D4E-A45D-BC7BE9B00578}\InProcServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{36383E77-35C2-4B45-8277-329E4BEDF47F}\InProcServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\AppID\{1D278EEF-5C38-4F2A-8C7D-D5C13B662567}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\AppUserModelId\Windows.Defender.SecurityCenter
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{08728914-3F57-4D52-9E31-49DAECA5A80A}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{10964DDD-6A53-4C60-917F-7B5723014344}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{10964DDD-6A53-4C60-917F-7B5723014344}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{10964DDD-6A53-4C60-917F-7B5723014344}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{2EF44DE8-80C9-42D9-8541-F40EF0862FA3}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{2EF44DE8-80C9-42D9-8541-F40EF0862FA3}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{2EF44DE8-80C9-42D9-8541-F40EF0862FA3}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3213CD15-4DF2-415F-83F2-9FC58F3AEB3A}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3213CD15-4DF2-415F-83F2-9FC58F3AEB3A}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3213CD15-4DF2-415F-83F2-9FC58F3AEB3A}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3522D7AF-4617-4237-AAD8-5860231FC9BA}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3522D7AF-4617-4237-AAD8-5860231FC9BA}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3522D7AF-4617-4237-AAD8-5860231FC9BA}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3886CA90-AB09-49D1-A047-7A62D096D275}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3886CA90-AB09-49D1-A047-7A62D096D275}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3886CA90-AB09-49D1-A047-7A62D096D275}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{3CD3CA1E-2232-4BBF-A733-18B700409DA0}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{45F2C32F-ED16-4C94-8493-D72EF93A051B}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{45F2C32F-ED16-4C94-8493-D72EF93A051B}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{45F2C32F-ED16-4C94-8493-D72EF93A051B}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{5FFAB5C8-9A36-4B65-9FC6-FB69F451F99C}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{6CED0DAA-4CDE-49C9-BA3A-AE163DC3D7AF}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{6CED0DAA-4CDE-49C9-BA3A-AE163DC3D7AF}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{6CED0DAA-4CDE-49C9-BA3A-AE163DC3D7AF}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{82345212-6ACA-4B38-8CD7-BF9DE8ED07BD}\InProcServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{849F5497-5C61-4023-8E10-A28F1A8C6A70}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{849F5497-5C61-4023-8E10-A28F1A8C6A70}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{849F5497-5C61-4023-8E10-A28F1A8C6A70}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{88866959-07B0-4ED8-8EF5-54BC7443D28C}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{88866959-07B0-4ED8-8EF5-54BC7443D28C}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{88866959-07B0-4ED8-8EF5-54BC7443D28C}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{8E67B5C5-BAD3-4263-9F80-F769D50884F7}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{8E67B5C5-BAD3-4263-9F80-F769D50884F7}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{8E67B5C5-BAD3-4263-9F80-F769D50884F7}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{C8DFF91D-B243-4797-BAE6-C461B65EDED3}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{DBF393FC-230C-46CC-8A85-E9C599A81EFB}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{E041C90B-68BA-42C9-991E-477B73A75C90}\InprocServer32
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{E476E4C0-409C-43CD-BBC0-5905B4138494}
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{E476E4C0-409C-43CD-BBC0-5905B4138494}\Elevation
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{E476E4C0-409C-43CD-BBC0-5905B4138494}\InprocServer32

例えば次のようにサブキーも編集する必要がある場合、「{88866959-07B0-4ED8-8EF5-54BC7443D28C}」キーのアクセス許可を変更すればサブキーも編集することができます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{88866959-07B0-4ED8-8EF5-54BC7443D28C}
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{88866959-07B0-4ED8-8EF5-54BC7443D28C}\Elevation
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{88866959-07B0-4ED8-8EF5-54BC7443D28C}\InprocServer32
  • 「サブコンテナーとオブジェクトの所有権を置き換える」
  • 「子オブジェクトのアクセス許可エントリすべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可エントリで置き換える」

この項目のチェックを忘れるとサブキーが編集できずに手間が増えますので注意してください。

間違っても手間を省くために「SOFTWARE」キーや「CLSID」キーなどのアクセス許可を変更しないでください。システムが正常に起動できなくなる恐れがあります。

ここからは手順(アクセス許可の手順は省きます)通り行ってください。

値のデータの入力は、間違いを防ぐためにコピー&ペーストしても構いません。ただし、「1.0.2306.10002」の部分は現在のバージョンに変更する必要があります。

1.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Security Health\Platform」キーにある「CoreLocation」の値のデータを次の値に変更します。

\\?\C:\Windows\System32\SecurityHealth\1.0.2306.10002

2.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\AppID{1D278EEF-5C38-4F2A-8C7D-D5C13B662567}」キーにある「DllSurrogate」の値のデータを次の値に変更します。

\\?\C:\Windows\System32\SecurityHealth\1.0.2306.10002\SecurityHealthHost.exe

3.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\AppUserModelId\Windows.Defender.SecurityCenter」キーにある「DisplayName」の値のデータを次の値に変更します。

@C:\Windows\System32\SecurityHealth\1.0.2306.10002\SecurityHealthAgent.dll,-12001

4.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{36383E77-35C2-4B45-8277-329E4BEDF47F}\InProcServer32」キーにある「(既定)」の値のデータを次の値に変更します。

\\?\C:\Windows\System32\SecurityHealth\1.0.2306.10002\SecurityHealthProxyStub.dll

5.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{E3C9166D-1D39-4D4E-A45D-BC7BE9B00578}\InProcServer32」キーにある「(既定)」の値のデータを次の値に変更します。

\\?\C:\Windows\System32\SecurityHealth\1.0.2306.10002\SecurityHealthSSO.dll

6.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\AppUserModelId\Windows.Defender.SecurityCenter」キーを選択した状態で、メニューの編集>「検索」をクリックします。

7.「検索する値」に「SecurityHealthAgent.dll」と入力し、「データ」のみにチェックして「次を検索」をクリックします。

レジストリエディター - 検索
レジストリエディター – 検索

検索で見つかった値のデータは、ほとんどが「C:\Windows\System32」下のファイルが指定されていると思います。

この正常でない値のデータを修正してください。

検索で見つかった値のデータの「C:\Windows\System32\」の後に次のコードを貼り付けます。

SecurityHealth\1.0.2306.10002\

例えば次の場合

\\?\C:\Windows\System32\SecurityHealthHost.exe

このようになります。

\\?\C:\Windows\System32\SecurityHealth\1.0.2306.10002\SecurityHealthHost.exe

編集が終わったら、キーボードの「F3」を押して次の値のデータを検索し、値のデータを編集してください。

これを繰り返し、見つかったキーが次のように「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID」でなくなった時点で編集をせずにレジストリエディターを終了してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\SecurityHealthService

これですべての編集は終了しましたので、PC を再起動して Windows セキュリティが正常であることを確認してください。

確認が完了したら「C:\Windows\System32\SecurityHealth」フォルダーのアクセス許可を元に戻しておきましょう。

レジストリのアクセス許可は戻しても戻さなくても構いません。(戻した方が安全です)

アクセス許可を元に戻す場合は、「SecurityHealth」の修復法1 と同様に「SYSTEM」に変更して追加したユーザーを削除してください。

2024/03/30:

Win11 「KB5007651(1.0.2402.27001)」が何度もインストールされる

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コメント

コメント一覧 (33件)

  • レジストリの変更内容についてですが、「C:\Windows\System32\」の後に追加するのは、1.0.2306.10002-0\ではなくSecurityHealth\1.0.2306.10002-0\ ではないのですか?

    • アロム@s3bow様、ご指摘ありがとうございます。
      SecurityHealth\1.0.2306.10002-0\ で間違いありません。

      記事を修正しました。ありがとうございました。

      • レジストリ編集を伴う手動インストールにて、無事Windowsセキュリティの更新ができ、WindowsUpdateのKB5007651ループもしなくなりました。
        設定-バージョン情報 で非表示になっていたWindows セキュリティのバージョン情報2行も
        Windows セキュリティ アプリケーションのバージョン: 1000.25873.0.9001
        Windows セキュリティ サービス バージョン: 1.0.2306.10002-0
        と表示されるようになりました。
        これから、レジストリのアクセス権設定を戻す作業に入ります。

        • >無事Windowsセキュリティの更新ができ、WindowsUpdateのKB5007651ループもしなくなりました。

          お役に立ててよかったです。

          • 本日、KB5007651(Version 1.0.2402.27001)のループが再発生しました、手動インストールを試してもループは解消されません。バージョンフォルダが悪いのか、「「KB5007651」のダウンロード」のファイルが一致していないのか、原因はわかりません。

          • アロム@s3baw様、コメントありがとうございます。

            次の 3つをお試しください。
            1.C:\Windows\SoftwareDistribution\Download フォルダーの中身をすべて削除(Windows Update サービスを停止してから行ってください)
            2.「設定」>「システム」>「ストレージ」>「一時ファイル」を開き、「Windows Update のクリーンアップ」にチェックを付けて削除してみてください。
            削除後は一度再起動し、再度 Windows Update で更新プログラムのチェックをしてみてください。
            ストレージセンサー

            3.先日プレビューリリースされた「KB5035942」をインストールしていない場合、インストールすることで解決できる可能性があります。
            Win11 KB5035942、Bluetooth 問題を含む多数の修正

            上記を実行してもループが解消されない場合は、一時的な問題である可能性もありますので、しばらく様子を見ることをおすすめします。

          • だめでした。一度でもWindowsUpdateを実行してしまうと、レジストリ内の
            System32\SecurityHealth\1.0.…
            が、
            System32\
            に戻ってしまいます。しかも永遠にインストールがループします。

          • >一度このページの手順を試してみてください。
            そのページのsecurityhealthsetup.exeは試しましたがダメでした。
            Microsoft UpdateカタログのKB5007651のほうが各ファイルのバージョンが新しいようですので、Microsoft Updateカタログの2つあるファイルのうち実行可能なものから7-Zipでファイルを取り出し、上記とマージしたものを直接ディレクトリにコピーしたり、Microsoft UpdateカタログのKB5007651の実行ファイルを管理者起動したりしたところ、レジストリの値は直りましたが、WindowsUpdateのKB5007651ループは起こり続けたままです。

          • 今のところ原因はわかりませんね。とりあえずはシステムに影響はないと思いますので、2〜3週間は様子を見てみてください。

            また何かわかればこちらにコメントを投稿したいと思います。

          • そういえば、手動でSecurityHealthをインストールして以降、画面右下のWindowsセキュリティアイコンをマウスオーバーしても「操作は不要です」などのポップアップが表示されなくなりました(空白1文字のポップアップが表示)。Windowsセキュリティの内部自体の動作は正常です。正常にインストールされていないということでしょうか?

          • 正常な状態ではポップアップが表示されますので、何かがおかしいのかもしれません。
            現在検証中ですので、問題がなければ手順をまとめて記事を投稿したいと思います。(本日中~明日中には投稿できると思います)

  • 私の場合は、「個人用ファイルを保持する」初期化を9月頃に実行したら(更新プログラム「KB5007651 (Version 1.0.2306.10002) 」が何度もインストールされる問題が)解決したぽいです。
    現時点では、何もしないほうがいいとは思いますがどうでしょうか。問題が起きてないか確認するには何処をみればいいでしょうか?Windowsセキュリティのバージョン情報や以前は欠落していたフォルダの中身が無事なら取り敢えず大丈夫と判断していいでしょうか。
    ただ、5月頃の時点に初期化や修復インストールは実行していてその時は解決しなかったんですよね。タイミングの問題があったのかなとも思いますが。

    • siden様、コメントありがとうございます。

      現在 Winows セキュリティのバージョン情報で「Windows セキュリティ サービス バージョン: 1.0.2306.10002-0」となっていれば特に問題はないかと思います。

  • >アロム@s3baw様の環境では、プログラムを管理者として実行した際にユーザーアカウント制御は表示されますか?
    表示されます。

    • アロム@s3baw様、

      原因はほぼわかりました。手動でインストールする方法がありますが、かなり手間がかかります。

      もしもご希望であれば、記事に追記しますのでしばらくお待ちください。

      レジストリの編集を大量(約50)に行うので、時間がかかりますが修復可能です。

      心配な場合は Windows 11 のクリーンインストールや初期化をおすすめします。

      • >レジストリの編集を大量(約50)に行うので、時間がかかりますが修復可能です。
        明日のWindowsUpdate適用後にシステムパーティションをバックアップ予定ですので、
        そのあとでレジストリ編集を試したいと思います。
        よろしくお願いします。

        • >心配な場合は Windows 11 のクリーンインストールや初期化をおすすめします。
          数百ものアプリケーション・プログラム・ドライバの再インストール、およびシステムやアプリケーションの再設定をするのに比べたら、レジストリの50~100程度の変更は、どうということはありません。

          • 「SecurityHealth」を手動でインストールする方法を追記しました。

  • Windows Update のトラブルシューティングを行った後に一連の手順を行い、securityhealthsetupのインストーラを実行しましたが、何も起こらずインストールされませんでした。
    C:\Windows\System32\SecurityHealth 配下に何もできていません。

    >・「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Security Health\Platform」キーにある「CoreLocation」と「Registered」の値のデータ
    CoreLocation
    \\?\C:\Windows\System32

    Registered
    1

    >・「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\AppUserModelId\Windows.Defender.SecurityCenter」キーにある「DisplayName」の値のデータ
    @C:\Windows\System32\SecurityHealthAgent.dll,-12001

    >・「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{08728914-3F57-4D52-9E31-49DAECA5A80A}\InprocServer32」キーにある「(既定)」の値のデータ
    \\?\C:\Windows\System32\SecurityHealthAgent.dll

    • アロム@s3baw様、

      やはりレジストリ値がおかしくなっていますね。

      まず当記事の方法を実行し、「C:\Windows\System32\SecurityHealth」フォルダーの中身を空にした後に次のレジストリ値を変更してください。

      「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Security Health\Platform」キーにある「CoreLocation」の値のデータを次の値に変更します。

      「\\?\C:\Windows\System32\SecurityHealth\1.0.2306.10002-0」

      レジストリ値の変更が終わったらレジストリエディタを終了し、Windows Update の実行、もしくは「securityhealthsetup_0b3ffdaa5a5c5b7be1fab0fabfd383859a046189.exe」を管理者として実行するとインストールができるようになると思います。

      インストールが完了したら「C:\Windows\System32\SecurityHealth」フォルダーのアクセス許可を元に戻し、PC を再起動してください。

      記事のほうにも追記しておきます。

      • >「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Security Health\Platform」キーにある「CoreLocation」の値のデータを次の値に変更します。
        >「\\?\C:\Windows\System32\SecurityHealth\1.0.2306.10002-0」
        レジストリキーのアクセス権を変更してまで修正し、試しましたが、これまで同様、インストーラ実行しても無反応、WindowsUpdateはKB5007651の無限ループで、C:\Windows\System32\SecurityHealth 配下に何もできていません。
        また、再起動すると、上記レジストリの値は
        \\?\C:\Windows\System32
        に戻ってしまいます。
        当然、セキュリティソフトはアンインストールしています。

  • 丁寧な解説、ありがとうございます。
    おかげをもちまして、74歳白内障の私でも解説のとおりに実行し、無事に終了しました。
    当方の環境
    W11 v22H2
    Windows Update は定期的に行ってます
    セキュリティソフトは、「Microsoft Defender」のみ。昨日トレンドマイクロの「ウイルスバスター月額版」をアンインストールしたばかりです

    • 呑兵衛あな様、当サイトを参考にしていただきありがとうございます。
      お役に立ててよかったです。

    • アロム@s3baw様、

      試していただきたいことがあります。

      Windows Update のトラブルシューティングを行った後に Windows Update の実行、もしくは「securityhealthsetup_0b3ffdaa5a5c5b7be1fab0fabfd383859a046189.exe」を管理者として実行し、ファイルが作成されるか確認してみてください。

      Win10/Win11 トラブルシューティングツールを使って問題を解決する
      https://windows-waza.com/win10-win11-troubleshooting-tool/

      Windows セキュリティに関する次のレジストリの値のデータを教えていただけますか?

      レジストリの操作に問題がない場合、確認していただきたい値がいくつかあります。

      ・「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Security Health\Platform」キーにある「CoreLocation」と「Registered」の値のデータ
      ・「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\AppUserModelId\Windows.Defender.SecurityCenter」キーにある「DisplayName」の値のデータ
      ・「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{08728914-3F57-4D52-9E31-49DAECA5A80A}\InprocServer32」キーにある「(既定)」の値のデータ

    • アロム@s3baw様の環境では、プログラムを管理者として実行した際にユーザーアカウント制御は表示されますか?

  • >Microsoft®Update カタログから「KB5007651」をダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを管理者として実行してください。
    本ページ内のWindowsUpdateの代わりにこちらを管理者権限で実行しましたが、何も起こらずインストールされませんでした。
    C:\Windows\System32\SecurityHealth 配下に何もできていません。

    >現在何もない状態でよろしいでしょうか?
    現在、別フォルダに退避していた内容を戻しています。

  • アロム@s3baw様、コメントありがとうございます。

    >C:\Windows\System32\SecurityHealth 配下に何もできていません。
    現在何もない状態でよろしいでしょうか?

    Microsoft®Update カタログから「KB5007651」をダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを管理者として実行してください。
    https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=kb5007651

    ファイルは 2つありますので、お使いの PC に対応したもののみ実行できるようになっています。

    筆者の場合はこちらでした。
    「securityhealthsetup_0b3ffdaa5a5c5b7be1fab0fabfd383859a046189.exe」

    問題なくインストールされると「C:\Windows\System32\SecurityHealth」フォルダーにファイルとフォルダーが作成されます。

    まずはお試しください。

  • 念のため、カスペルスキーをアンインストールして試しましたが、やはりWindowsセキュリティが更新できず、「KB5007651 (Version 1.0.2306.10002) 」が何度も降ってきます。

  • この方法を試しましたが、新バージョンはインストールされませんでした。
    C:\Windows\System32\SecurityHealth 配下に何もできていません。
    KB5007651 (Version 1.0.2306.10002) 」が何度もインストールされる問題 が解決しません。
    ちなみに、Windows セキュリティのバージョン情報は、以下のように出ます

    Windowsセキュリティアプリケーションのバージョン:表示されないため不明
    Windowsセキュリティサービスバージョン:表示されないため不明

    マルウェア対策クライアントのバージョン: 4.18.23080.2006
    エンジンのバージョン:0.0.0.0
    ウイルス対策のバージョン:0.0.0.0
    スパイウェア対策のバージョン:0.0.0.0

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