ここ数日、「msedge.exe は、***.nelreports.net に有効期限が切れた証明書を使用した接続を確立しようと試みました」と表示される、という報告が増えています。
これは、Microsoft Edge の実行時にアクセスするドメイン「nelreports.net 」の証明書の有効期限が切れているのが原因です。
現在この警告を出すセキュリティソフトは「BitDefender」とソースネクストの「ZEROスーパーセキュリティ」の 2つのようです。
※「ZEROスーパーセキュリティ」は「BitDefender」社のエンジンを搭載する製品です。
Microsoft Edge は「bzib.nelreports.net」 と「deff.nelreports.net」にアクセスをしているようで、これらの URL を開くとプライバシーエラーが表示されます。
このページにアクセスしてみると次のように表示されます。
Microsoft Azure
Functions 3.0 アプリが起動して実行中です
「deff.nelreports.net」- Google 翻訳
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先ほど確認してみると、「nelreports.net 」の証明書の有効期限は「 2023年11月11日土曜日 7:16:45」となっていました。
「BitDefender」または「ZEROスーパーセキュリティ」からの警告は 、Microsoft が証明書の更新をすれば警告出なくなります。
情報によると、Edge を起動していない状態でも数分おきに警告が表示されるということですので、定期的にアクセスをしているようですね。
Edge の設定>システムとパフォーマンス>「システム」にある「スタートアップ ブースト」と「Microsoft Edge が終了してもバック グラウンドの拡張機能およびアプリの実行を続行する」のチェックを外しておくと回避できるかもしれません。
「nelreports.net」によりウイルスやマルウェアに感染することはないと思いますので、Microsoft側が証明書を更新するまでそのまま使用するか、気になる場合は除外設定をすれば警告は出なくなります。
Microsoft は多くのフィードバックを受けているようですので、近いうちに証明書は更新されると思います。
2023/11/16:
本日証明書が更新されました。
発行日 2023年11月16日木曜日 2:28:22、有効期限 2024年6月28日金曜日 8:59:59
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