Microsoft は、2024/09/16 に Windows Security platform マルウェア対策プラットフォームの更新プログラム「KB5007651」の新バージョンの提供を開始しました。
Microsoft は、少し前から Microsoft®Update カタログでの提供も停止しており、「KB5007651」を検索しても見つかりませんでした。
※実際にはファイルは削除されておらず、ダウンロードできる状態でしたが、検索でヒットしないようにしていました。
2025/01/10:
「KB5007651」のダウンロードページが更新されていますが、ファイル自体を確認すると全く同じものでしたので、2024/09/16 から更新はされていません。(UpdateID やファイルの並び順が変更されています)
2025/02/20:
2025/02/19 に「KB5007651」のバージョンが更新されました。(バージョン 10.0.27777.1002)
2025/03/06:
2025/03/03 に「KB5007651」のバージョンが更新されました。(バージョン 10.0.27777.1004)
2025/04/10:
現在「KB5007651」のバージョンが 10.0.27777.1008 に更新されています。
最近多くのユーザーが Windows 11 の初期化を行っており、既存の不具合である「初期化後に Windows セキュリティが真っ白(真っ黒)になる」問題に直面しています。
Win11 Windows セキュリティが真っ白、IT管理者によって制限されています。
上記の不具合が発生した場合、「KB5007651」をインストールすることにより Windows セキュリティが最新の状態に更新され、不具合が解決できる可能性があります。
Microsoft®Update カタログでダウンロードする場合は、次の手順でダウンロードしてください。
1.次のページを開きます。
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5007651
2.「Fix for Microsoft Defender Antivirus antimalware platform – KB5007651 (Version 10.0.27703.1006)」の右側にある「ダウンロード」をクリックします。
3.「KB5007651」のダウンロードページが開きますので、ファイルのリンクをクリックしてダウンロードしてください。
次の表を参考に、お使いのシステムの種類に合ったファイルをダウンロードしてください。
ファイル名 (バージョン 10.0.27777.1008) | システムの種類 |
---|---|
securityhealthsetup_16e0d3342de5618aba31ea8e97b52af1a139432b.exe | ARM64 |
securityhealthsetup_1148ec829b9e1c9e4adbe4ddbae366c301bcbbe0.exe | 64 ビット(x64) |
システムの種類がわからない場合
ファイルのダウンロードが完了したら、ファイルの上で右クリック>「管理者として実行」をクリックするとインストールされます。
インストールの完了時には何も表示されませんので、インストール後に Windows セキュリティのバージョンを確認してみてください。
現在実行している Windows セキュリティ サービス バージョンの確認方法
1.タスクトレイ(通知領域)にある Windows セキュリティのアイコンをクリックします。
2.Windows セキュリティが開きますので、左下の設定ボタンをクリックし、右側の「バージョン情報」をクリックします。
ここで Windows セキュリティ サービス バージョンが確認できます。
※バージョン情報が更新されていない場合は、一度 PC を再起動することで正しいバージョンが表示されるようになります。
※今現在、Windows Update 経由での提供は開始されていないようですが、近いうちに開始されるかと思います。
Win11 KB5007651 が何度もインストールされる場合の対処法
コメント
コメント一覧 (6件)
「Microsoft®Update カタログ@KB5007651」が更新されました。
チェックすると(KB5007651)は最終変更日時: ① 2025/01/08、②.2025/02/28 、③ 2025/03/03 の3つが有ります。
内、最新の ③ 2025/03/03のタイトル「Windows Security platform の更新プログラム – KB 5007651 (バージョン 10.0.27777.1004) 」です。
私は現在、こちらの記事を参考にして (バージョン 10.0.27777.1002) にしました。
しかし,カタログ@KB5007651 の表記が変わったのか、やりかたに自信が有りません。
特に、ダウンロードするべきシステムの種類(ARM64・64 ビット)に合ったファイルが判りません。
大変お手数ですが、再度解説して頂けることを御願いします。
私は64 ビットのW11 v24H2ですが、これに見合うファイル名の見極め方も教えてください。
余談ですが、今日03/08
「Windows Security platform の更新プログラム – KB 5007651 (バージョン 10.0.27703.1006)」として、Windows Updateがあり、「2025/03/05:水 に正しくインストールされました」とのことです。
しかし前述のとおり、私の「Windows Security platform」はv10.0.27777.1002です。
「正しくインストールされました」との告知ですが、「Windows Security platform」は(v10.0.27703.1006に巻き戻れず)v10.0.27777.1002のままでした。
これが発端で、KB5007651を調べ始めた次第です。
ちなみにWindows 11「Windows Insider Program」Release Previewチャネル v24H2 で、Build 26100.3323 を利用しています。
呑兵衛あな様、コメントありがとうございます。
「KB5007651」のバージョンが「10.0.27777.1004」に更新されたことを確認しましたので、記事を更新しました。
バージョン「10.0.27777.1004」の 64 ビット用のファイル名は「securityhealthsetup_9ed96b868adadb61fc40464e5c80a9338ce05c5d.exe」です。
ほとんどの場合、ダウンロードページでは 64 ビット用のファイルが上に表示されているようですが、私は確認のために各ファイルをダウンロードし、7-zip で解凍します。
解凍されたフォルダーを開き、「.rsrc」>「RCDATA」と開いていくと、「MICROSOFT.SECHEALTHUI_8WEKYB3D8BBWE.APPX」というファイルが見つかります。
これを7-zip で解凍し、中にある「AppxManifest.xml」を開きます。この 3行目の一番右に「Version=”1000.27777.1004.0″ ProcessorArchitecture=”x64″」というように表示されていますので、これで判断しています。
素早い回答をただき、ありがとうございました。
03/06 8:30に工事し、無事に終えました。
なお、「Microsoft®Update カタログ@KB5007651」で ③ 2025/03/03 は、 2025/03/05と変わっていました。
そして、 ダウンロードページでは 64 ビット用のファイルが下に表示されてました。
呑兵衛あな様、
日付の変更確認しました。ファイルの位置は毎回違うようですね。
3/03 と 03/05 のファイルを比較してみましたが、日付が変わっているだけでファイル自体に変更はありませんでした。
Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラム「securityhealthsetup.exe」がDownload(64ビットのものを選びました。多分合ってると思います)できるようになっていたので、一応実行してみたのですが、
アプリケーションのバージョン: 1000.25992.0.9000
Windows セキュリティ サービス バージョン: 10.0.2402.27001-0
から
Windows セキュリティ アプリケーションのバージョン: 1000.27703.0.1006
Windows セキュリティ サービス バージョン: 10.0.27703.1006-0
に変更されました。
あとC:\Windows\System32\SecurityHealthフォルダ内を観察していたのですが、古いものもあったのですが時間経過で整理されて、1.0.2402.27001-0と10.0.27703.1006-0の2つになりました。
多分挙動的にはあってると思うのですがどうでしょうか。
siden様、コメントありがとうございます。
C:\Windows\System32\SecurityHealth フォルダー内は自動的に整理されているようですね。
私の環境では、Windows セキュリティ プラットフォームの最新の更新プログラムをインストールした直後には「1.0.2402.27001-0」と「10.0.27703.1006-0」の 2つのフォルダーが存在していましたが、現在は「1.0.2402.27001-0」が削除され「10.0.27703.1006-0」のみとなっています。