バッチファイルとは?
バッチファイルとは、普段 Windows のコマンドプロンプトで入力しているコマンドを、テキストファイルに記述し、拡張子を「.bat」または「.cmd」に変更したものです。
バッチファイルを実行すると、Windows のコマンドプロンプトで入力しているのと同じようにコマンドが1行ずつ実行されます。
バッチファイルを使用するメリットは?
バッチファイルは一度にたくさんのコマンドを記述できるので、頻繁に同じ作業をする場合、繰り返し同じ作業をする場合などに便利です。
実際にバッチファイルを作成してみよう
まずデスクトップの何もない所で右クリック>新規作成>「テキストドキュメントを」クリックします。
解決!Windows 11 右クリックメニューの新規作成に「テキスト ドキュメント」がない
新しいテキストドキュメントをダブルクリックで開き、次のコマンドを入力します。
@echo hello,world
pause

メニューのファイル>名前を付けて保存をクリックして好きな名前に変更し、拡張子を「bat」に変更し、エンコードタイプを「ASNI」に変更して保存をクリックします。

「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」と表示されますので、「はい」をクリックします。

バッチファイルの実行
作成したバッチファイルをダブルクリックして実行してみましょう。

「hello,world」と表示されましたね?
echoとは?
echoとは、コマンドプロンプトに文字を表示したり、プロンプトの表示、非表示をするコマンドです。
- @ 現在実行する行のプロンプトを非表示
- echo off 次の行から、プロンプトを終了するまで非表示
- @echo off 現在実行する行から、プロンプトを終了するまで非表示
- echo on 次の行から、プロンプトを終了するまで表示
- echo 現在のechoの状態を表示。 echoが「off」か「 on」か
- echo. 改行
プロンプトとは?
プロンプトとはユーザーがどこから入力するかを示すもの。
例えば次の画像で言うと、「C:\Users\ユーザー名\Desktop>」の部分。

当サイトでは便利なバッチファイルを紹介していますので、参考にしてみてください。