Windows 10, Windows 11 どちらの OS でも、何らかの原因で様々な問題が起こる可能性があります。
そんな時にどうやって解決したらいいのかわからない方もいるかと思います。
Windows には、トラブルシューティングツールという便利なものがあり、Windows Update、インターネット接続やオーディオの再生など、パソコンの様々な問題を検出して解決をしてくれます。
このトラブルシューティングを使うことによって、大体の小さな問題は解決できてしまいますので、特にパソコンに詳しくない初心者の方は必ず覚えておきましょう。
トラブルシューティングツールの開き方、使用方法
Windowsキー + I を押して、「設定」を開きます。
Windows 10 での開き方
「更新とセキュリティ」をクリックします。

左側にある「トラブルシューティング」をクリックします。

右側にある「追加のトラブルシューティング」をクリックします。

ここで問題のある項目をクリックして「トラブルシューティングツールの実行」ボタンをクリックします。

Windows 11 での開き方
右側の「トラブルシューティング」をクリックします。

「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします。

ここで問題のある項目の右側にある「実行する」ボタンをクリックします。
トラブルシューティングツールの使用方法
ここでは、例えばインターネットに接続できないとします。
Windows 10 と Windows 11 でのトラブルシューティングツールの使用方法はほとんど同じなので、ここでは Windows 11 の画面で説明します。
「インターネット接続」の右側にある「実行する」ボタンをクリックします。

「問題を検出しています」と表示されますので、しばらく待ちましょう。

「インターネットへの接続に関するトラブルシューティングを行います」をクリックします。
「http://www.microsoft.com に接続します。」と表示されていますが、そのまま操作を進めてください。

しばらくすると、問題が検出されますので、内容を確認してください。
見つかった問題を見ると、「イーサネット3アダプターは無効です」と表示されています。
インターネットに接続できなかった原因は、ネットワークアダプターが無効になっていたことがわかりました。
続けて、修復を行いますので、「これらの修復方法を管理者として実行する」をクリックします。

修復が終わると、「イーサネット3アダプターは無効です」の右側に「解決済み」と表示されました。
ネットワークアダプターは自動的に有効に設定され、インターネットにも接続できるようになりました。

このように、トラブルシューティングツールを使うと、自動で問題を検出して修復してくれるので、パソコンに詳しくない方にはとても便利な機能ですね。
※状況によっては「解決できませんでした」と表示されることもあります。
また、トラブルシューティングツールを実行すると、一部のシステム設定はデフォルトの設定に戻ってしまう場合があります。
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