今回は、Windows 11 のトラブルシューティングを実行する際に、「関連付けられたアプリがありません。・・・」というようなエラーが出て実行できない場合の解決法を紹介します。
トラブルシューティングが実行できない場合の症状、原因、解決法
実際の症状
「Windows Update」と「プログラム互換性のトラブルシューティングツール」以外の、次のトラブルシューティングがすべて開けません。
- オーディオ
- ネットワークとインターネット
- プリンター
- Bluetooth
- Windows メディア プレイヤー
- カメラ
- バックグラウンド インテリジェント転送サービス
- ビデオの再生
これらのトラブルシューティングを実行すると、「このファイルには、この操作を実行するように関連付けられたアプリがありません。アプリをインストールするか、または既にインストールされている場合は、既定のアプリの設定ページで関連付けを作成してください。」というエラーが表示され、実行できません。

原因
原因は、最近の Windows Update によりシステムが更新されており、トラブルシューティングに関する部分も変更されています。
それに伴い、最新のトラブルシューティングを使用するには、最新のアプリが必要になりました。
この不具合は、Microsoft Store アプリの「アプリ更新」を「オフ」にしている方で、最近手動で「問い合わせ」アプリを更新していない場合に発生します。

最新のトラブルシューティングを使用するには、最新バージョンの「問い合わせ」アプリが必要です。
解決法
1.Microsoft Store アプリを開きます。

2.左下の「ライブラリ」アイコンをクリックし、「問い合わせ」アプリの右側にある「更新」ボタンをクリックします。

Microsoft Store アプリのライブラリに「問い合わせ」が表示されない場合は、Microsoft Store アプリの上の検索ボックスに「問い合わせ」と入力して検索してください。
すると「問い合わせ」が表示されますので選択して開き、「更新」または「入手」をしてください。


※「問い合わせ」を更新する前に「Microsoft Store」と「アプリインストーラー」を更新しておくことをおすすめします。

これらも表示されない場合は、Microsoft Store アプリのライブラリを開いた状態で「更新プログラムを取得する」ボタンをクリックしてみてください。自動ですべてのアプリが更新されます。

ダウンロードとインストールが完了するまでしばらくお待ちください。

3.「問い合わせ」アプリの更新が完了したら、Microsoft Store アプリを終了し、トラブルシューティングを実行してみましょう。

最新のトラブルシューティングの画面は変更されており、トラブルシューティングの実行をする前に同意を求められます。

「はい」を選択すると診断が始まります。

Windows 11 のトラブルシューティングは簡単な問題を解決してくれますので、原因がわからない場合に実行してみることをおすすめします。
コメント(降順)