Windows 11の最新バージョン 23H2 をダウンロードしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、現在公式からの ISO イメージの提供はありません。
このページでは、Windows 11 23H2 の ISO イメージのダウンロードに関する注意事項と、安全に入手する方法について解説します。
Windows 11 23H2 の ISO イメージは公式からダウンロード不可
現在(2025年2月時点)、Microsoft の公式サイトでは Windows 11 23H2 の ISO イメージは提供されていません。
Microsoft のダウンロードページでは、最新のバージョン 24H2 しか配布されておらず、23H2 の直接ダウンロードはできません。
Microsoft は、新しいバージョンをリリースすると同時に古いバージョンのダウンロードを停止しています。
非公式サイトでのダウンロードは危険
一部の非公式サイトでは Windows 11 23H2 の ISO イメージを提供していますが、これらのサイトで提供されるファイルには以下のようなリスクが伴います。
- ウイルスやマルウェアが仕組まれている可能性
- 改ざんされた OS による情報漏洩リスク
- Microsoft のサポート対象外となる可能性
安全に Windows 11 23H2 をインストールする方法
方法1: Windows 11 バージョン 23H2 に戻す
もしもバージョン 24H2 に更新してしまった場合、10日以内であれば 23H2 に戻すことができます。
また、10日以内に次のページで紹介している手順を行えば、元に戻せる期間を最大 60日に延長することができます。
Windows 11 バージョン 23H2 に戻せる期間を 10日以上に変更する
どうしてもバージョン 23H2 に戻したいという場合は、次の順で戻しましょう。
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
ms-settings:recovery
2.「設定」>「システム」>「回復」が開きますので、「回復オプション」の「復元」の右にある「戻す」ボタンをクリックします。
3.以前のバージョンに戻す理由を聞かれますので、そのまま「次へ」をクリックします。
4.「アップデートをチェックしますか?」と聞かれますので、「行わない」をクリックします。
※「アップデートの確認」をクリックすると画面が閉じて Windows Update の画面が開き、復元が中断されます。
5.「知っておくべきこと」を読み、「次へ」をクリックします。
6.「ロックアウトされないように注意してください」と表示されますので、以前サインインに使用していたパスワードを用意しておきましょう。
- パスワードを忘れてしまった場合は復元した後にサインインができなくなります。
- 「以前サインインに使用していたパスワード」とは、24H2 に更新する前に使用していたパスワードです。変更がなければ問題ありません。
問題なければ「次へ」をクリックします。
7.「以前のビルドに戻す」をクリックすると復元が開始されます。
方法2: 信頼できる知人から提供してもらう
過去に Microsoft 公式サイトから Windows 11 23H2 の ISO イメージをダウンロードした人がいれば、その ISO ファイルを提供してもらう方法もあります。
ただし、信頼できる人に限ります。
これ以外に安全に Windows 11 23H2 の ISO イメージを入手する方法はありません。
Windows 11 バージョン 23H2 のサポート期限
Windows 11 バージョン 23H2 のサポート終了日は 2025/11/11 ですので、あと 1年もありません。
バージョン 24H2 をインストールした一部の環境では様々な不具合が発生していますが、現在の環境がバージョン 24H2 に対応している場合、強制的に自動でバージョン 24H2 に更新される仕様になりました。
Microsoft がこのような仕様に変更したのは、おそらく不具合が発生していない環境の方が発生している環境よりも、はるかに多いためでしょう。
しかし、まだバージョン 24H2 に更新したくないという方は、次のページを参考に、バージョン 24H2 への自動アップデートを防止してみてください。

Windows 11 バージョン 23H2 のサポート終了が近づいていますが、バージョン 24H2 はそろそろ安定してくる頃でしょう。
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