Windows 10/11 では、新しく購入した【外付けHDD・SSD・USBメモリ・SDカード】を接続しても、エクスプローラーの「PC」に表示されない場合があります。
その原因は、新バージョンの Windows では仕様の変更があり、容量のない空のドライブは表示しないように設定されているからです。
ここで紹介する設定を行えば、空のドライブも表示されるようになりますので参考にしてみてください。
空のドライブを表示する方法
「ディスクの管理」で接続を確認する
まず本当に USBメモリを認識しているかを確認するために、USBメモリを接続して「ディスクの管理」を開いてみましょう。
1.スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」をクリックします。
2.「ディスクの管理」が開いたら、USBメモリなどが認識されているかを確認してみてください。
例えば、下の画像を見ると、パソコンに接続した USBメモリが Gドライブ(ディスク 4)として認識されています。
※もしも認識していない場合は、お使いのセキュリティソフトが原因の可能性もあります。
しかし、エクスプローラーの「PC」を見ると Gドライブが表示されていません。

フォルダーオプションの設定を変更し、空のドライブを表示する
空のドライブを表示するために、フォルダーオプションを開きます。
Windows 10 の場合
1.エクスプローラーを開き、右上の「オプション」をクリックします。

Windows 11 の場合
1.エクスプローラーを開き、右上の「・・・」をクリックし、表示されたメニューの「オプション」をクリックします。

※ここからは Windows 10 と Windows 11 では同じ操作になります。
2.表示タブを開き、「空のドライブは表示しない」という項目のチェックを外して OK をクリックします。
すると、表示されていなかった空のドライブ(Gドライブ)が表示されるようになります。
この設定は非常に紛らわしく、多くの方は Windows の不具合、または USBメモリの不良だと思ってしまったのではないでしょうか?
Microsoft が何故このような設定にしたのかは不明です。
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