今回は、Windows 10 と Windows 11 でエクスプローラーの履歴を削除、または保存しないようにする方法を紹介します。
ここでいうエクスプローラーの履歴とは、「最近使用したファイル」「頻繁に使用されるフォルダー」「Office.com のファイル(Windows 11 のみ)」の 3つです。
これらのファイルは、デフォルトでスタートメニューやエクスプローラーのクイックアクセスに表示されるように設定されています。
しかし、エクスプローラーを開いた際に、これらのファイルを表示するタイミングでエクスプローラーの反応が停止(フリーズ)してしまうというバグが多くの環境で確認されています。
もしも同じような症状が出ている場合は、エクスプローラーの履歴を削除するか履歴を保存しないように設定をしておきましょう。
エクスプローラーの履歴を削除、または保存しないようにする方法
履歴を削除する
1.Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコードを入力して Enter を押します。
control.exe folders
2.「エクスプローラーのオプション」が開きますので、「全般」タブを開き、一番下の「プライバシー」にある「消去」ボタンをクリックします。
これでエクスプローラーの履歴は削除されました。
スタートメニューやエクスプローラーのクイックアクセスに表示されていた履歴は削除されています。
※エクスプローラーの履歴を削除すると、ファイル名を指定して実行や画像ファイルなど「名前を付けて保存」をする際のファイル名の履歴も削除されます。
履歴を保存しないようにする
履歴を保存しないようにするには、上記の「プライバシー」にある 3つの項目のチェックをすべて外して OK をクリックします。
- 「最近使用したファイル」
- 「頻繁に使用されるフォルダー」
- 「Office.com のファイル(Windows 11 のみ)」
再起動をする必要はありませんが、普段再起動をしない方は最低でも 2週間に一度は再起動することをおすすめします。
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