Windows 11 のエクスプローラーの「詳細ウィンドウ」は、昨年(2023)のアップデートで新バージョンの「詳細ウィンドウ」に変更されました。
しかし、新バージョンの「詳細ウィンドウ」は使いにくく、多くのユーザーは旧バージョンに戻したいと思っているのではないでしょうか?
※画像は http://free-photo.net/archive/entry2125.html からダウンロードしたものです。
旧バージョンの「詳細ウィンドウ」では、更新日時やサイズがすぐ横に表示されており、素早くファイルの情報を確認でき、画像ファイルのタグなどの変更もできましたね。
Windows 11 のエクスプローラーの「詳細ウィンドウ」を旧バージョンに戻す方法
2024/06/18:
2024/5/29 リリースの KB5037853 および 2024/6/11 リリースの KB5039212 以降をインストールしている場合は、当記事の方法で旧バージョンの「詳細ウィンドウ」に戻すことができなくなりました。
検証してみましたが、旧バージョンの「詳細ウィンドウ」に戻すためのスイッチ自体が削除(廃止)されており、「ViVeTool」で 数百の ID を無効にしてみましたが、変更はできませんでした。
別の方法で戻すことに成功し、筆者の作成したツール「RestoreOldExplorerRibon」に「詳細ウィンドウ」に戻す機能を追加しましたので、そちらをご利用ください。
1.まず「ViVeTool」をダウンロードする必要がありますので、次のページから「ViVeTool-v0.3.3.zip」をダウンロードしてください。
https://github.com/thebookisclosed/ViVe/releases/
2024/02/22 現在の最新バージョンは v0.3.3 です。
新しく導入された ARM64 サポートにより、このリリースには 2 つのバージョンがあります
ViVeTool-v0.3.3.zipはIntelおよびAMD CPU互換性があります(通常はこちらを使用)
ViVeTool-v0.3.3-ARM64CLR.zipはQualcomm SnapdragonおよびMicrosoft SQ CPUと互換性があります
2.ダウンロードした zip ファイルを解凍し、解凍したフォルダーを開きます。
3.フォルダーを開いたら、エクスプローラーのアドレスバーにある「ViVeTool」のパスをコピーしてください。
4.スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」を開き、「cd 」(cd の後に半角スペースあり)と入力します。
5.そのままマウスを右クリックするとコピーされたパスが貼り付けられますので、Enter を押します。
次の画像のようになっていれば OK です。
6.次のコマンドをコピーして貼り付け、Enter を押します。
./vivetool /disable /id:38613007
「Successfully set feature configuration(s)」と表示されていれば OK です。
これで旧バージョンの「詳細ウィンドウ」に戻すための設定が完了しましたので、PC を再起動してください。
PC が起動すると旧バージョンの「詳細ウィンドウ」が復活します。






