今回は、Microsoft Edge を開いた際に「このページには問題があります(エラーコード: STATUS_ACCESS_DENIED)」と表示される場合の解決法を紹介します。
STATUS_ACCESS_DENIED とは、英語に訳すと「状態 アクセス 拒否されました」という意味になります。
「このページには問題があります(エラーコード: STATUS_ACCESS_DENIED)」の原因と解決法
原因
Microsoft Edge を開いた際に、Microsoft Edge は閲覧履歴やキャッシュ、Cookie などのファイルにアクセスします。
何らかの原因で、それらのファイルにアクセスできなかった場合に「このページには問題があります(エラーコード: STATUS_ACCESS_DENIED)」が表示されます。
また、Microsoft Edge を開きながらタスクマネージャーを開くとわかるように、「msedge.exe」というプロセスが大量に実行されています。
プロセスは様々なファイルにアクセスし、メモリーにもアクセスしています。
それらの作業中にアクセスができない状態に陥ると、それ以上先へは進めずにエラーを出します。
解決法
閲覧データをクリア
1.Microsoft Edge を開き、Ctrl + Shift + Delete キーを同時に押します。
2.「閲覧データをクリア」が開きますので、次の 4つの項目をすべて削除します。
- 閲覧履歴
- ダウンロードの履歴
- Cookie およびその他のサイト データ
ログインをしているサイトはサインアウトされます。 - キャッシュされた画像とファイル
削除したい項目にチェックを入れ、「今すぐクリア」をクリックします。
3.Microsoft Edge を再起動して問題が解決されたかを確認してください。
Microsoft Edge の更新
Microsoft Edge の特定のバージョンで「このページには問題があります(エラーコード: STATUS_ACCESS_DENIED)」が出ることがあります。
1.Microsoft Edge を開き、アドレスバーに次のコードを入力して Enter を押します。
edge://settings/help
すると、自動的に更新をチェックし、更新があれば自動的に更新されます。
2.更新が終わったら、「再起動」ボタンをクリックして問題が解決されたかを確認してください。
※Microsoft Edge の更新でエラーが出る場合は次のページを参考にしてみてください。
解決!Microsoft Edge コンポーネントを作成できませんでした「エラーコード 3:0x80040111」
Microsoft Edge の修復
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
ms-settings:appsfeatures-app
2.アプリと機能(Windows 10)、インストールされているアプリ(Windows 11)が開きますので、「Microsoft Edge」を探します。
Windows 10 の場合、「Microsoft Edge」をクリックすると「変更」というボタンが表示されますので、クリックします。
ユーザーアカウント制御が開きますので、「はい」をクリックします。
Windows 11 の場合、「Microsoft Edge」の右側にある「・・・」をクリックします。
すると、「変更」が表示されますのでクリックします。
ユーザーアカウント制御が開きますので、「はい」をクリックします。
ここからは Windows 10 と Windows 11 で同じ作業になります。
3.「Microsoft Edge の修復」が開きますので、「修復」ボタンをクリックします。
Microsoft Edge のダウンロードが始まります。
Microsoft Edge のダウンロードが完了するとインストールが始まります。
Microsoft Edge のインストールが完了したら「閉じる」ボタンをクリックします。
4.Microsoft Edge を起動して問題が解決されたかを確認してください。
コメント(降順)
少し事例が違うのですが、何故か一部のサイトだけ見れないことがあって、その時、パブリックDNSを設定していたのを思い出し、違うところのに設定しなおしたら繋がったというのはありました。(ブラウザはChrome)
siden様、コメントありがとうございます。