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Windows 10/11 の起動時にユーザーアカウント制御を表示せずに自動でアプリを実行

今回は、Windows 10/11 の起動時に「ユーザーアカウント制御」を表示せずに自動でアプリケーションを実行する方法を紹介します。

通常は、管理者権限を必要とするアプリケーションを実行するときに「ユーザーアカウント制御(UAC)」が表示されます。

ユーザーアカウント制御(UAC)の確認画面
ユーザーアカウント制御(UAC)

ユーザーアカウント制御(UAC)は無効にするべきか?

例えば、Windows の起動時に自動でアプリケーションを実行したい場合、スタートアップに登録するという方法がありますね。

しかし、管理者権限を必要とするアプリケーションは、実行時に毎回「ユーザーアカウント制御」が表示され、「はい」をクリックしなければ実行できません。

今回紹介するのは、タスクスケジューラに登録する方法です。

手順通りに行うことにより、Windows の起動時に「ユーザーアカウント制御」を表示せずにアプリケーションを実行することが可能になります。

目次

ユーザーアカウント制御(UAC)を表示せずにアプリケーションを実行する方法

タスクの作成

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。

taskschd.msc

2.「タスクスケジューラ」が開きますので、「タスクスケジューラ ライブラリ」を選択し、右側の「タスク作成」をクリックします。

タスクスケジューラ
タスクスケジューラ

3.「タスクの作成」が開いたら、全般タブの「名前」に好きな名前を入力します。

例:「WinMyMenu_x64 管理者として開く」(わかりやすい名前にしましょう)

タスクの作成 - 全般
タスクの作成 – 全般

4.下にある「最上位の特権で実行する」にチェックを入れます。

「最上位の特権で実行する」にチェックを入れることにより、「ユーザーアカウント制御」を表示せずにアプリケーションを実行することが可能になります。

タスクの作成 - 全般
タスクの作成 – 全般

5.「トリガー」タブを選択し、「新規」をクリックします。

タスクの作成 - トリガー
タスクの作成 – トリガー

6.「新しいトリガー」が開きますので、「タスクの開始」を「ログオン時」に変更します。

新しいトリガー
新しいトリガー

下の詳細設定にある「遅延時間を指定する」にチェックを入れると、遅延時間が指定できます。

例えば、「30秒間」と指定すると、サインイン後 30秒経ってからタスク(アプリケーション)が実行されます。

新しいトリガー
新しいトリガー

7.OK をクリックして「新しいトリガー」を閉じます。

8.「操作」タブをクリックし、新規をクリックします。

タスクの作成 -操作
タスクの作成 -操作

9.「新しい操作」が開きますので、「参照」をクリックします。

新しい操作
新しい操作

10.実行したいアプリケーションを選択し、「開く」をクリックします。

開く(ファイルの選択)
開く(ファイルの選択)

11.「プログラム/スクリプト」にアプリケーションのフルパスが入力されますので、OK をクリックして「新しい操作」を終了します。

新しい操作
新しい操作

12.もう一度 OK をクリックして「タスクの作成」を終了します。

タスクの作成 -操作
タスクの作成 -操作

これで「ユーザーアカウント制御」を表示せずにアプリケーションを実行するタスクが作成できました。

PC を一度再起動またはサインアウトしてからサインインし、「ユーザーアカウント制御」が表示されずにアプリケーションが実行されるかを確認してみてください。

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この記事を書いた人

ニックネーム: wenbang
趣味: 格闘技関連の動画鑑賞
座右の銘: 「為せば成り、為さねば成らぬものなるを、成らぬは、おのが為さぬためなり」

Windows 技!では、Windows 10/11 の問題解決をメインに、PC をもっと便利にするカスタマイズ方法なども紹介しています。少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。

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