管理者権限の必要なアプリケーションは、実行時に「ユーザーアカウント制御(UAC)」が表示される場合があります。
例えば、Windows の起動時に自動でアプリケーションを実行したい場合、スタートアップに登録するという方法がありますが、アプリケーションの実行時に毎回「ユーザーアカウント制御」が表示され、「はい」をクリックしなければ実行できません。
そこで今回は、Windows の起動時に「ユーザーアカウント制御」を表示せずに自動でアプリケーションを実行する方法を紹介します。
ユーザーアカウント制御(UAC)を表示せずにアプリケーションを実行する方法
タスクの作成
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
taskschd.msc
2.「タスクスケジューラ」が開きますので、「タスクスケジューラ ライブラリ」を選択し、右側の「タスク作成」をクリックします。
3.「タスクの作成」が開いたら、全般タブの「名前」に好きな名前を入力します。
例:「WinMyMenu_x64 管理者として開く」(わかりやすい名前にしましょう)
4.下にある「最上位の特権で実行する」にチェックを入れます。
5.「トリガー」タブを選択し、「新規」をクリックします。
6.「新しいトリガー」が開きますので、「タスクの開始」を「ログオン時」に変更します。
7.OK をクリックして「新しいトリガー」を閉じます。
8.「操作」タブをクリックし、新規をクリックします。
9.「新しい操作」が開きますので、「参照」をクリックします。
10.実行したいアプリケーションを選択し、「開く」をクリックします。
11.「プログラム/スクリプト」にアプリケーションのフルパスが入力されますので、OK をクリックして「新しい操作」を終了します。
12.もう一度 OK をクリックして「タスクの作成」を終了します。
これで「ユーザーアカウント制御」を表示せずにアプリケーションを実行するタスクが作成できました。
PC を一度再起動またはサインアウトしてからサインインし、「ユーザーアカウント制御」が表示されずにアプリケーションが実行されるかを確認してみてください。
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