Windows 11 のインストール後の初期設定画面では、インターネットの接続は必須であり、インターネットに接続していなければ、先へは進めずインストールを完了することができません。
通常は、「ネットワークに接続しましょう」の画面で「次へ」のボタンが押せず、前に進めませんね。
今回紹介する手順を実行すれば、インターネットに接続していなくても Windows 11 の初期設定を完了させることができます。
インターネットに接続せずに Windows 11 の初期設定を完了させる
1.Windows 11 のインストールで次の画面が表示されたら、キーボードの Shift + F10 キーを押します。
2.コマンドプロンプトが開きますので、「regedit」と入力して Enter を押します。
3.レジストリエディタが開きますので、次のキーを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OOBE
4.OOBE キーを選択した状態で右側の欄の何もない所で右クリック>新規>「DWORD(32ビット)値」をクリックします。
5.「新しい値 #1」の名前を「BypassNRO」に変更します。
6.「BypassNRO」を右クリック>「修正」をクリックします。
7.値のデータを「1」に変更して OK をクリックします。
8.レジストリエディタを終了し、コマンドプロンプトに「shutdown /r /t 0」と入力して Enter を押します。
9.PC が再起動され、もう一度国や地域の設定から始まりますので、そのまま進めてください。
10.「ネットワークに接続しましょう」の画面が表示されたら、「インターネットに接続していません」という項目が追加されていますので、クリックします。
11.「制限された設定で続行」をクリックします。
12.そのまま操作を進めていけば、インストールが完了します。
インターネットに接続せずに初期設定を行った場合、ユーザーアカウントはローカルアカウントとなります。
初期設定でローカルアカウントを選んでも、以降 Microsoft アカウントにサインインをすることができなくなるわけではなく、後からサインインすることができます。
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