Windows 10/11 で更新プログラムのインストールをした後などに、サインイン画面は表示されるものの、サインインボタンを押してもサインインできない不具合が発生することがあります。
もしも上記の問題が発生した場合は、今回紹介する方法を試してみてください。
サインインできない場合の解決法
1.キーボードの Shift キーを押しながら、サインイン画面の右下の電源マークをクリックし、「再起動」をクリックします。
2.起動オプションが開きますので、「トラブルシューティング」をクリックします。
3.「詳細オプション」をクリックします。
4.「スタートアップ設定」をクリックします。
5.右側にある「再起動をクリックします。
6.「スタートアップ設定」が開きますので、キーボードの「F4」キーまたは数字キーの「4」を押します。
7.すると、セーフモードで起動します。
8.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
cmd9.コマンドプロンプトが開きますので、「netsh winsock reset」と入力してEnter を押します。
10.処理が終了すると、「Winsock カタログをリセットしました。リセットを完了するためにコンピューターを再起動する必要があります。」と表示されますので、そのまま再起動してください。
これで通常通りサインインすることができるようになります。
コマンドの意味:
今回実行したコマンドは、Winsock カタログをリセットするコマンドです。
このコマンドは、ネットワーク環境を初期化してソフトウェアの競合やウイルスによって引き起こされるパラメータ エラーの問題を解決します。
インターネットの接続が不安定な場合などに実行すると解決できる場合があります。
ネットワーク環境とサインインと何の関係があるの?と疑問に思うかもしれませんが、多くのユーザーは Microsoft アカウントを使用してサインインしています。
そのため、サインイン時にインターネットの接続が不安定な場合はサインインできないことがあります。
この原因は、おそらく更新プログラムによりパラメータエラーが起こってしまったと考えられます。










