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Intel グラフィックドライバー(31.0.101.4644)で致命的な不具合発生

Intel が 2023/08/15 にリリースした「インテル® Arc™ Aシリーズグラフィックスとインテル® Iris® Xeグラフィックス用のインテルグラフィックス® ドライバー31.0.101.4644(WHQL認定)」で致命的な不具合が発生していたことがわかりました。

インテルコミュニティのゲームフォーラムでのユーザーの報告によると、ドライバー 31.0.101.4644(WHQL認定) にはファームウェアのアップデートが含まれているとのこと。

このファームウェアのアップデートが先日の記事でお伝えしたものなのかは不明(ほぼ確定)ですが、ドライバーの更新でファームウェアも更新されるというのは、ユーザーにとって非常にリスクを伴うことです。

※実際のところ本当にドライバーの更新時にファームウェアも同時に更新されたのかは(タイミングは)はっきりしていません。

このアップデートにより、一部の環境では次のような不具合が出ているようです。

  • ブルースクリーン
  • Predator Bifrost ユーティリティを介した RGB とファンの制御ができなくなる
  • ファンが不定期に回転し始める
  • モニターに何も表示されなくなる
  • 動画編集が途中で停止し、進まずフリーズ(反応しなくなる)
  • 画面が真っ暗になる
  • サウンドの不具合が発生
  • フリーズして強制再起動される

一部のユーザーが確認したブルースクリーンエラーは「VIDEO_TDR_FAILURE」です。

VIDEO_TDR_FAILURE バグ チェックの値は 0x00000116 です。 このバグ チェックは、ディスプレイ ドライバーをリセットし、タイムアウトから回復しようとして失敗したことを示しています。

Microsoft

現在最新のバージョン 31.0.101.4669(2023/08/24) がリリースされていますが、インストールせずに情報を待つことをおすすめします。

PC が起動できるのであれば、上記の不具合が発生している場合に限り、ドライバーを削除してみてください。

PC が起動できなくなった場合は「高度なスタートアップ オプション」からセーフモードに入り、ドライバーを削除してみてください。

Win11 セーフモードなどが選択できる「高度なスタートアップ オプション」の開き方

ドライバーの削除が終わったら、なるべく安定した過去のドライバーをインストールしておくことをおすすめします。

31.0.101.4575(WHQL認定)(こちらが安定しているバージョンのようです) (現在ドライバーが削除されています)

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この記事を書いた人

Windows 技!では、Windows 10/11 の問題解決をメインに、PC をもっと便利にするカスタマイズ方法なども紹介しています。少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。

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