今回は、Windows 11 でフォルダーを開く際に、同じウィンドウではなく新しいウィンドウで開いてしまう場合の対処法を紹介します。
エクスプローラー自体に問題がある場合もありますが、まずは設定方法から確認してみましょう。
フォルダーを開くと新しいウィンドウで開いてしまう場合の対処法
1.フォルダーオプション(エクスプローラーのオプション)の確認
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
rundll32.exe shell32.dll,Options_RunDLL 0
2.フォルダーオプション(エクスプローラーのオプション)が開きますので、「別のフォルダーを開くときに新しいウィンドウを作らない」にチェックを入れ、OK をクリックします。
既に「別のフォルダーを開くときに新しいウィンドウを作らない」にチェックが入っている場合、「フォルダーを開くたびに新しいウィンドウを作る」にチェックを入れ、「適用」をクリックした後に「別のフォルダーを開くときに新しいウィンドウを作らない」にチェックを入れて OK をクリックします。
これで解決されたかを確認してください。
2.レジストリ値の確認
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して Enter を押します。
2.レジストリエディターが開きますので、次のキーを開きます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\CabinetState
3.「CabinetState」キーを選択した状態で右側の欄の値「Setting」の値のデータを確認してください。
矢印の部分の英数字が「0a」となっていますか?「2a」となっていると、フォルダーを開くたびに新しいウィンドウが開いてしまいます。
2025/12/27 追記:フォルダーオプションで「タイトルバーに完全なパスを表示する」にチェックしている場合
フォルダーオプションで「タイトルバーに完全なパスを表示する」にチェックしている場合は、矢印の部分の英数字が以下のように変わります。
- 「0b」の場合: 正常(別のフォルダーを開くときに新しいウィンドウを作らない)
- 「2b」の場合: 不具合(フォルダーを開くたびに新しいウィンドウを作る)
下記で紹介しているバッチファイルを使用すると、値は「0a」(または「0c」)などの標準的な値に書き換わりますが、「タイトルバーに完全なパスを表示する」の動作に影響はありません(設定は維持されます)ので、安心してお使いください。
レジストリエディターで値のデータを編集するのは少々難しいので、バッチファイルを用意しました。
ダウンロードをして「エクスプローラー-新しいウィンドウ.zip」を解凍し、中にある「フォルダーを開くたびに新しいウィンドウを作る.bat」または「別のフォルダーを開くときに新しいウィンドウを作らない.bat」をダブルクリックで実行してください。
バッチファイルの内容
バッチファイルを実行すると、レジストリの値のデータを書き換え、開いているすべてのエクスプローラーが閉じられ(デスクトップも)、画面が黒、または白くなり、3秒後にデスクトップが開きます。
フォルダーを開くたびに新しいウィンドウを作る.bat
@echo off
reg add HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\CabinetState /v Settings /t REG_BINARY /d 0c0002002a01000060000000 /f
taskkill /f /im explorer.exe&ping -n 3 127.0.0.1>nul&start explorer
別のフォルダーを開くときに新しいウィンドウを作らない.bat
@echo off
reg add HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\CabinetState /v Settings /t REG_BINARY /d 0c0002000a01000060000000 /f
taskkill /f /im explorer.exe&ping -n 3 127.0.0.1>nul&start explorer
これで解決されたかを確認してください。
フォルダーオプションで変更している場合と同じ変更がされるのですが、何らかの原因でフォルダーオプションからの変更が適用されない場合に、レジストリ値の変更およびエクスプローラーの再起動で解決できる場合があります。
これでも解決できない場合は、システムファイルが壊れている場合がありますので、次のページを参考にシステムファイルの修復を実行してみましょう。
Win10/Win11 システムファイルの修復「システムファイルチェッカー」
フォルダーの開き方の確認
フォルダーオプションで「別のフォルダーを開くときに新しいウィンドウを作らない」にチェックが入っていても新しいウィンドウで開いてしまう場合、以下のフォルダーの開き方を確認してみて下さい。
- Windowsキー + Eキーを同時に押してエクスプローラーを開くと、設定にかかわらず新しいウィンドウで開きます。
- デスクトップにあるフォルダーやフォルダーのショートカットを開くと、設定にかかわらず新しいウィンドウで開きます。
- フォルダー内のサブフォルダーをマウスの真ん中のボタンをクリックして開くと、タブ機能を無効にしている場合は設定にかかわらず新しいウィンドウで開きます。タブ機能が有効であれば、新しいタブで開きます。
- フォルダーを開いた際に、フォルダー内のサブフォルダーを開くと同じウィンドウで開きます。
- フォルダーを開いた際に、エクスプローラーの左側にあるフォルダーツリーから開くと同じウィンドウで開きます。
- スタートボタンの右クリックから「エクスプローラー」を開くと、フォルダーが 1つも開いていない場合は新しいウィンドウで開き、フォルダーが 1つでも開いている場合はいずれかのフォルダーのウィンドウが最前面に表示されます。まはたエクスプローラーの起動時に開く「ホーム」または「PC」以外のフォルダーが開いている場合は新しいウィンドウで開きます。




