今回は、サードパーティ製セキュリティソフトをインストールしている環境で KB2267602 を最新のバージョンにする方法と更新を止める方法を紹介します。
何らかの理由でサードパーティ製セキュリティソフトをアンインストールすることがある場合、 安全のために KB2267602 を最新のバージョンにしておくことをおすすめします。
サードパーティ製セキュリティソフトと KB2267602 の更新
Windows 11 でサードパーティ製セキュリティソフトをインストールしている環境では、ほとんどの場合 Windows セキュリティの「Microsoft Defender ウイルス対策」は無効になります。
「Microsoft Defender ウイルス対策」が無効である場合、「Microsoft Defender Antivirus のセキュリティ インテリジェンス更新プログラム – KB2267602」の更新は不要ですが、Windows の仕様で毎日更新される場合があります。
筆者の(ESETインターネットセキュリティをインストールしている)環境では KB2267602 (バージョン 1.395.1403.0) までは毎日(1~2回)更新されていましたが、それ以降は更新されなくなりました。
それとは逆に、今まで更新されなかった KB2267602 が 9月の Windows Update 以降から毎日更新されるようになったという報告もあります。
筆者も更新が停止してから気になっていましたが、根本的な原因は不明です。
サードパーティ製セキュリティソフトをインストールしている環境で KB2267602 を最新のバージョンに更新する
1.タスクトレイ(通知領域)にある Windows セキュリティのアイコンをクリックします。
2.「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。
3.「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」をクリックします。
4.「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」にの下にある「定期的なスキャン」を「オン」にします。
5.「ユーザーアカウント制御」が表示されますので「はい」をクリックします。
6.すると、下に「ウイルスと脅威防止の更新」が表示されますので、「保護の更新」をクリックします。
7.「更新プログラムのチェック」をクリックします。
8.更新の確認が始まりますので、しばらくお待ちください。
9.更新が完了すると「更新が成功しました」と表示されます。
10.「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」にの下にある「定期的なスキャン」を「オフ」にします。
11.「ユーザーアカウント制御」が表示されますので「はい」をクリックします。
サードパーティ製セキュリティソフトをインストールしている環境で KB2267602 の更新を止める
「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」にの下にある「定期的なスキャン」を「オフ」にしていても KB2267602 が更新される場合、上記を参考に一度「オン」にしてから PC を再起動し、再度「オフ」にしてみましょう。
この方法は確実ではありませんが、一度お試しください。
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