Win11 エクスプローラに表示される「テキスト ドキュメント」（種類）を任意の文字に変更

今回は、Windows 11 でエクスプローラに表示されるファイルの種類「テキスト ドキュメント」を任意の文字に変更する方法を紹介します。

エクスプローラーに表示されるファイルには、表示方法を「並べて表示」や「詳細」にすると種類が表示されますが、この文字列はレジストリを編集することで変更することができます。

「テキスト ドキュメント」を変更する前は次のようになっています。（詳細表示）

「テキスト ドキュメント」を「メモ」に変更すると次のようになります。

テキストファイルのプロパティを開いてもファイルの種類が「メモ」になっていますね。

エクスプローラに表示される「テキスト ドキュメント」を任意の文字に変更する方法

メモ帳アプリを使用している場合（通常の場合）

1.メモ帳を開き、右上の歯車ボタン（設定）をクリックします。

2.メモ帳のバージョンを確認してください。

3.メモ帳を閉じ、Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して Enter を押します。

4.レジストリエディターが開きますので、次のキーを開きます。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\MrtCache

5.「MrtCache」キー下に次のようなキーがありますので開きます。

太字の部分が先ほど確認したメモ帳のバージョンです。

C:%5CProgram Files%5CWindowsApps%5CMicrosoft.WindowsNotepad_11.2307.27.0_x64__8wekyb3d8bbwe%5Cmicrosoft.system.package.metadata%5CS-1-5-21-**********-**********-**********-****-MergedResources-1.pri

6.この長い名前のキー下に数字と英字を組み合わせたキーがありますので開きます。①

7.このキー下にも数字と英字を組み合わせたキーがありますので選択してください。（複数存在する場合があります）②

キーを選択した際に右側の欄に表示される値のデータを確認し、「テキスト ドキュメント」が 2つあるキーを選択してください。

※下の画像をクリックし、大きな画像で確認してください。

8.右側の欄に表示されている「テキスト ドキュメント」2つ（または 2つ以上）のうち、一番下にある「テキスト ドキュメント」をダブルクリックで開き、任意の文字に変更して OK をクリックします。

9.レジストリエディターを終了し、PC をサインアウトしてください。

サインインをしたらエクスプローラーを開き、テキストファイルの種類を確認してみましょう。

メモ帳アプリを削除し、旧バージョンのメモ帳を使用して関連付けを復元している場合

※こちらは Windows 10 にも対応しています。

Win11 メモ帳（Notepad）を旧バージョンに戻す方法

メモ帳アプリを削除し、旧バージョンのメモ帳を使用して関連付けを復元している場合は次のキーを開きます。

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して Enter を押します。

2.レジストリエディターが開きますので、次のキーを開きます。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\MuiCache

3.「MuiCache」キーの下に数字と英字を組み合わせたキーがありますので開きます。（画像では「3」キー）

4.このキー下に「6CF876C7」キーがありますので選択します。

5.右側の欄に「@C:\WINDOWS\system32\notepad.exe,-469」という値がありますので、ダブルクリックで開きます。

6.「テキスト ドキュメント」を任意の文字に変更して OK をクリックします。

7.レジストリエディターを終了し、PC をサインアウトしてください。

サインインをしたらエクスプローラーを開き、テキストファイルの種類を確認してみましょう。

Win11 メモ帳に選択したリンクを開く機能やブラウザーで開く機能を追加