今回は、Windows 11 のデスクトップのアイコンが消えてしまい、デスクトップのアイコンを表示する設定にしても表示されないが、エクスプローラーからデスクトップを確認するとファイルが存在する場合の原因と対処法を紹介します。
デスクトップのアイコンが消えてしまった原因と対処法
原因
デスクトップのアイコンが消えてしまった原因は、Windows Update のバグである可能性が高いです。
Windows 11 のエクスプローラーには未だにバグが存在しており、完全には解決されていません。
Win11 KB5032190 で確認されている不具合と対処法
他に考えられるのは、システムファイルやアイコンキャッシュ、テーマなどに問題がある場合です。
今回の不具合では、デスクトップで右クリック>表示>「デスクトップ アイコンの表示」をクリックしてもアイコンが表示されなくなっています。
対処法
1.再起動
まずは一度 PC を再起動してみましょう。
再起動しても解決できない場合は、システムファイルの修復を実行してみてください。
2.システムファイルの修復
システムファイルに異常があると様々な不具合が出ます。システムファイルの修復を実行するとエクスプローラー(explorer.exe)も正しいファイルに置き換えられるため、ほとんどの場合は解決できると思います。
Win10/Win11 システムファイルの修復「システムファイルチェッカー」
3.デスクトップ アイコンの設定
個人用設定でテーマを変更した際にデスクトップの表示がおかしくなることがあります。
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL desk.cpl,,0
2.「デスクトップ アイコンの設定」が開きますので、「テーマによるデスクトップ アイコンの変更を許可する」のチェックを外して OK をクリックします。
3.PC を再起動します。
4.アイコンキャッシュの削除
デスクトップのアイコン表示がおかしい場合は、アイコンキャッシュが原因である場合もありますので、次のページを参考に、アイコンキャッシュの削除をしてみてください。
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