今回は、デスクトップやエクスプローラーのアイコン表示がおかしい不具合を、瞬時に修復する方法を紹介します。
アイコンキャッシュが何らかの原因で壊れてしまうと、アイコンを正しく表示できなくなります。
デスクトップのアイコンが正常に表示されない場合、アイコンキャッシュの再構築をすることで修復することができます。
手動で削除する場合、「C:¥Users¥ログインユーザー名¥AppData¥Local」フォルダーを開いて「IconCache.db」というファイルなどを削除して再起動しますが、今回紹介するコマンドを使えば再起動せずにアイコンキャッシュの再構築が完了します。
再起動せずにアイコンキャッシュの再構築をする方法
※Windows 11 では、こちらのコマンドを実行しても効果がない場合がありますので、バッチファイルをお試しください。
Winキー+R を押してファイル名を指定して実行を開き、以下のコマンドを入力して実行します。
ie4uinit -show
または
ie4uinit.exe -ClearIconCache

コマンドを実行するとデスクトップのアイコンが一瞬真っ白になり、正常なアイコンが表示され、アイコンキャッシュが再構築されます。
上記のコマンドで解決できない場合、バッチファイルを作成し、アイコンキャッシュを削除してみてください。
アイコンキャッシュを削除するバッチファイル
バッチファイルを実行すると、コマンドの実行後すぐに PC を再起動しますので、作業中のものはすべて保存してから実行してください。
次のバッチファイルを実行します。
@echo off
taskkill /IM explorer.exe /F
TIMEOUT /T 3
del /A /Q "%localappdata%\IconCache.db"
del /A /F /Q "%localappdata%\Microsoft\Windows\Explorer\iconcache*"
TIMEOUT /T 3
shutdown /r /t 0
taskkill /IM explorer.exe /F |
エクスプローラーを終了します。 |
TIMEOUT /T 3 |
3秒待機します。 |
del /A /Q “%localappdata%\IconCache.db” |
アイコンキャッシュを削除します。 |
del /A /F /Q “%localappdata%\Microsoft\Windows\Explorer\iconcache*” |
アイコンキャッシュを削除します。 |
shutdown /r /t 0 |
すぐに再起動をします。 |
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