Microsoft は、2024/08/29 に Windows 10 バージョン 22H2 の更新プログラム KB5041582 をプレビューリリースしました。
KB5041582 にはセキュリティの修正は含まれず、一部の機能の更新および不具合が修正されています。
Windows 10 には、デフォルトの日本語入力(IME)を使用中、コンボボックスに入力フォーカスがある状態で(文字を入力できる状態)そのアプリケーションのウィンドウを閉じるとメモリリーク(プログラムが使用できるメモリー容量が徐々に減少していく)を引き起こし、PC がフリーズしてしまう不具合があります。
コンボボックスとは、次のようにインプットボックスとドロップダウンリストを組み合わせたものです。
また、Bluetooth デバイスによるメモリリークによって PC がフリーズしてしまう場合もあります。
他にも様々な PC フリーズの原因となる不具合があり、今回の更新プログラムで修正されています。
Microsoft – Google 翻訳
- [入力メソッド エディター (IME)] コンボ ボックスに入力フォーカスがある場合、そのウィンドウを閉じるとメモリ リークが発生する可能性があります。
- [国とオペレーターの設定資産] この更新プログラムは、特定の携帯電話会社の COSA プロファイルを最新の状態にします。
- [Bluetooth] デバイスのメモリ リークが原因で、アプリの応答が停止します。
- [フィルター ドライバーのバインド] システムがシンボリック・リンクにアクセスすると、システムの応答が停止する可能性があります。
- [統合書き込みフィルター (UWF) と Microsoft System Center Configuration Manager (SCCM)] UWF でデッドロックが発生したため、UWF を再度有効にするSCCM タスクが失敗します。 これにより、予期した場合にデバイスの再起動が停止します。
これらの問題が発生している環境では、KB5041582 をインストールすることにより改善されるでしょう。
ただし、 KB5041582 はプレビューリリースですので、上記の問題を修正したことにより別の問題が発生する可能性があります。
現在特に問題が発生していない環境では更新を控えたほうが無難です。
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