Microsoft は、2024/03/12 に Windows 11 バージョン 22H2 および 23H2 のセキュリティ更新プログラム KB5035853 をリリースしました。
このセキュリティ更新プログラムには、更新プログラム KB5034848 が含まれています。
KB5035853 では CVE番号ベースで 60件の脆弱性に対処しており、システムにとって非常に重要なセキュリティ更新プログラムですので、インストールすることをおすすめします。
- CVE-2024-26165(Visual Studio Code の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26204(Android 版 Outlook の情報漏えいの脆弱性)
- CVE-2023-28746(Intel: CVE-2023-28746 Register File Data Sampling (RFDS))
- CVE-2024-26185(Windows の圧縮フォルダーの改ざんの脆弱性)
- CVE-2024-26182(Windows カーネルの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26181(Windows カーネルのサービス拒否の脆弱性)
- CVE-2024-26178(Windows カーネルの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26177(Windows カーネルの情報漏えいの脆弱性)
- CVE-2024-26176(Windows カーネルの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26174(Windows カーネルの情報漏えいの脆弱性)
- CVE-2024-26173(Windows カーネルの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26170(Windows 複合イメージ ファイル システム (CimFS) の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26169(Windows エラー報告サービスの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26166(SQL Server 用 Microsoft WDAC OLE DB プロバイダーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-26162(Microsoft ODBC ドライバーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-26160(Windows Cloud Files Mini Filter ドライバーの情報漏えいの脆弱性)
- CVE-2024-21448(Android 用の Microsoft Teams の情報漏えいの脆弱性)
- CVE-2024-21440(Microsoft ODBC ドライバーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21437(Windows Graphics コンポーネントの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21436(Windows インストーラーの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21435(Windows OLE のリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21434(Microsoft Windows SCSI クラス システム ファイルの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21433(Windows 印刷スプーラーの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21432(Windows Update スタックの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21431(Hypervisor-Protected Code Integrity (HVCI) のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性)
- CVE-2024-21427(Windows Kerberos のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性)
- CVE-2024-21419(Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) のクロスサイト スクリプトの脆弱性)
- CVE-2024-21408(Windows Hyper-V のサービス拒否の脆弱性)
- CVE-2024-21407(Windows Hyper-V のリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21400(Microsoft Azure Kubernetes サービスの機密コンテナーの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21390(Microsoft Authenticator の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21334(Open Management Infrastructure (OMI) のリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21330(Open Management Infrastructure (OMI) の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26164(SQL Server 用 Microsoft Django バックエンドのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-26161(SQL Server 用 Microsoft WDAC OLE DB プロバイダーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-26203(Azure Data Studio の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26201(Microsoft Intune Linux Agent の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26199(Microsoft Office の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-26198(Microsoft Exchange Server のリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-26190(Microsoft QUIC のサービス拒否の脆弱性)
- CVE-2024-26159(Microsoft ODBC ドライバーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-26197(Windows Standards-Based Storage Management サービスのサービス拒否の脆弱性)
- CVE-2024-21451(Microsoft ODBC ドライバーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21450(SQL Server 用 Microsoft WDAC OLE DB プロバイダーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21446(NTFS の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21445(Windows USB プリント ドライバーの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21444(SQL Server 用 Microsoft WDAC OLE DB プロバイダーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21443(Windows カーネルの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21442(Windows USB プリント ドライバーの特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21441(SQL Server 用 Microsoft WDAC OLE DB プロバイダーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21439(Windows Telephony Server の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21438(Microsoft AllJoyn API のサービス拒否の脆弱性)
- CVE-2024-21430(Windows USB Attached SCSI (UAS) プロトコルのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21429(Windows USB ハブ ドライバーのリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21426(Microsoft SharePoint Server のリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21421(Azure SDK のなりすましの脆弱性)
- CVE-2024-21418(Software for Open Networking in the Cloud (SONiC) の特権の昇格の脆弱性)
- CVE-2024-21411(Skype for Consumer のリモートでコードが実行される脆弱性)
- CVE-2024-21392(.NET および Visual Studio のサービス拒否の脆弱性)
- CVE-2024-20671(Microsoft Defender のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性)
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability (セキュリティ更新プログラムガイド – 脆弱性)
CVE-2024-20671(Microsoft Defender のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性) に関しては、2024/02/27 にリリースされた Microsoft Defender Antivirus マルウェア対策プラットフォームの更新プログラム – KB4052623 (バージョン 4.18.24010.12) – 現在のチャネル (広範) で既に解決されています。
また、KB5035853 では既知の問題であった 2024 年 2 月のセキュリティ以外の更新プログラムがインストールできない問題が解決されています。
Win11 KB5034765 がインストールできない原因と対処法
2024/03/15:
Win11 KB5035853 タスクバーが透明になる不具合発生
