今回は、Windows 10 または Windows 11 で「X:\windows\system32\logfiles\Srt\SrtTrail.txt」エラーが出る場合の原因と解決法を紹介します。
このエラーが出るのは Windows の起動時に自動修復ができなかったときです。
※「X」の部分は「C」や「D」など環境により違います。
SrtTrail.txt エラーの原因と解決法
原因
SrtTrail.txt エラーの原因は、主に起動時に読み込まれる、起動に関するドライバーやシステムファイルが壊れているためです。
システムは自動でこれらのファイルを修復しようとしますが、修復できずにエラーが出ます。
解決法
まずはエラーの原因を探りましょう。
SrtTrail.txt を開いてみる
1.SrtTrail.txt エラーが出た際に、スマートフォンなどで画像を撮ってください。
2.そのまま右側の「詳細オプション」をクリックします。
3.次のページを参考に、「コマンドプロンプト」を開いてください。
Win11 セーフモードなどが選択できる「高度なスタートアップ オプション」の開き方
4.ログファイルのパスを入力して Enter を押します。
問題がなければログファイルが開きますので、内容をすべて確認してください。
ログファイルに根本的な原因が記録されている場合があります。
原因がわからない場合の解決法
上記を参考に「コマンドプロンプト」を開き次のコマンドを入力して Enter を押します。(システムファイルチェッカー)
sfc /scannow
Win10/Win11 システムファイルの修復「システムファイルチェッカー」
処理が完了したら「高度なスタートアップ オプション」に戻り、「続行」をクリックして Windows を起動します。
またはシステムの復元ポイントを作成しているならば、「高度なスタートアップ オプション」からシステムの復元を実行することができます。
それでも解決できない場合は、「この PC を初期状態に戻す」をクリックして PC をリセットしましょう。
個人用ファイルを保持するかの選択ができますので、個人用ファイルを保持してリセットしてください。
PC をリセットした場合、PC の設定やインストールしたアプリケーションは削除されます。
「個人用ファイルを保持する」とは、個人用フォルダーに保存されているファイル、およびユーザーアカウント、ユーザーの設定などを残すということです。
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