今回は、Windows 11 のシステムが使用するフォントを変更するツール「システムフォントの変更」を作成しましたので、紹介したいと思います。
「システムフォントの変更」で変更できるフォント:
- エクスプローラー上のアイコンの名前
- メニューや選択項目
- メッセージボックスに表示される文字
- ファイルやフォルダーの上にマウスを乗せた際にホップアップされる文字
- アプリのツールバーのアイコンの上にマウスを乗せた際にホップアップされる文字
- Chrome 等、一部アプリのタイトルバー部分のフォント
操作方法はとても簡単ですので、一度お試しください。
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目次
「システムフォントの変更」のダウンロード
対象ファイル:「ChangeSystemFont.exe」(Ver 1.0.0.0)
ハッシュ値(SHA256):e496ee54319efaa9051f4a765cb1b1b55dc07b954196774c7830176efc199c05
「システムフォントの変更」の使用方法・注意事項
使用方法
- フォントを選択します。
- 太字にしたい場合はチェックを入れてください。
- イタリック(斜体)にしたい場合はチェックを入れてください。
- 文字の下に下線を表示したい場合はチェックを入れてください。
- 文字上に取り消し線を表示したい場合はチェックを入れてください。
- 文字のサイズを選択します。(9~14)
- 文字が小さ過ぎたり大き過ぎると作業に支障が出ると判断したため、設定できる文字のサイズは 9~14 までにしています。
- 上記で選択した設定をすべて適用します。
- Windows 11 のデフォルトのフォントを選択します。
- 現在のフォントの設定を読み込みます。
次の画像は、フォントを「メイリオ」、「太字」「イタリック(斜体)」にチェック、文字サイズを「11」に設定した例です。

「システムフォントの変更」では、すべてのアプリやウィンドウに対してフォントの変更はできません。
これは、そのアプリやウィンドウに独自のフォントの指定方法が施されているためです。
例えば、Windows 11 のスタートボタンを右クリックした際のメニューの文字サイズや Microsoft Edge のタイトルバーの文字サイズなどは、「システムフォントの変更」では変更できません。
それらの文字サイズを変更したい場合は、次のページを参考に、「システムフォントの変更」と組み合わせて設定してみてください。
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コメント
コメント一覧 (2件)
メイリオ大っ嫌いかと思った
似たソフトけっこうあるんだね
匿名様、コメントありがとうございます。
「Meiryo UIも大っきらい!!」を確認し、試用させていただきました。確かに同じような動作をしているようです。とても良くできており、私には遠く及びません。