今回は、Windows 11 の起動時に実行されるタスクの設定を変更してサインイン後の負荷を軽減する方法を紹介します。
Windows 11 のサインイン後には複数のタスクがほぼ同時に実行され、サインイン直後は動作が遅く感じると思います。
先日紹介した Windows 11 の起動時間を速くするおすすめの設定 と合わせて変更してみてください。
タスクの設定を変更してサインイン後の負荷を軽減する方法
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
taskschd.msc
2.タスクスケジューラが開きますので、左側の「タスクスケジューラ ライブラリ」をクリックします。
3.すると、右側にタスクが表示されますので、トリガーが「複数のトリガーの定義」または「任意のユーザーのログオン時」のタスクを変更していきます。
4.変更したいタスクをダブルクリックで開きます。
ここでは「MicrosoftEdgeUpdateTaskMachineCore」を例に説明します。
5.タスクが開いたら、「トリガー」タブを開き、トリガーが「ログオン時」、詳細が「任意のユーザーのログオン時…」の部分をダブルクリックで開きます。
6.トリガーの編集が開きますので、下の詳細設定にある「遅延時間を指定する」にチェックを入れます。
7.次に遅延する時間を選択します。
8.遅延時間を選択したら OK をクリックします。
9.この画面に戻ったら OK をクリックします。
※✕ボタンで終了すると反映されません。
これで設定は完了しましたので、同じ手順で他のタスクも設定してみてください。
初めから遅延時間が設定されているタスクもありますので、できるだけ変更前の状態を記録してから変更することをおすすめします。
タスクの遅延時間を設定する際は、例えば 3つのタスクを変更する場合、すべて同じ遅延時間ではなく「1 分間」「90 秒間」「2 分間」のように少しずらしておきましょう。
タスクの設定が完了したら、PC を再起動して効果を確かめてみてください。
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