今回は、Windows 11 の powercfg コマンドを使用してデフォルトの電源プランを削除してしまった場合の解決法を紹介します。
「powercfg /delete {GUID}」コマンドでデフォルトの電源プランを削除してしまうと、電源プランの作成に「お使いの電源プランの情報が利用できません。」と表示されます。

「powercfg /delete {GUID}」コマンドは、既存の電源プランを削除するコマンドです。
例えば筆者の場合、間違えて「高パフォーマンス」に設定してしまうことがあるため、無駄な電力消費を無くす時などに使用しています。
デフォルトの「高パフォーマンス」のプランを削除してしまえば、電源プランの作成からも「高パフォーマンス」を追加することはできなくなります。
powercfg コマンドを使用してデフォルトの電源プランを削除してしまった場合の解決法
コマンドプロンプトを管理者として開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
コマンドプロンプトの開き方(管理者として実行):
Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き「cmd」と入力し、Ctrl + Shiftキーを押しながら Enter を押してください。
powercfg -restoredefaultschemes

電源の設定を開いている場合は、一度終了して再度開いてみましょう。
削除した電源プランが元に戻っているのが確認できると思います。

このコマンドは、電源プランをデフォルトに戻すコマンドですので、追加していた電源プランも削除され、設定もデフォルトに復元されます。
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