今回は、Google Chrome 更新時のエラー「エラーコード 3:0x80080005 — system level」の解決法を紹介します。
Microsoft Edge に続き、Google Chrome でも同じようなエラーが出てしまいました。
解決!Microsoft Edge コンポーネントを作成できませんでした「エラーコード 3:0x80040111」
Google Chrome 更新エラーの解決法
実際の症状
Google Chrome の設定を開き、「Chrome について」を開くと、いつもは問題なく自動で最新のバージョンに更新されるのですが、今回は一度だけユーザーアカウント制御の画面が開きました。
OK を押すと、しばらくして「エラーコード 3:0x80080005 — system level」が表示され更新が失敗しました。
解決法
筆者は最新バージョンの Google Chrome をダウンロードしてインストールすることで解決しました。
まず次の Google Chrome 公式ページから Google Chrome をダウンロードしてください。
https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/
ダウンロードした「ChromeSetup.exe」を実行してインストールをします。
インストールが終わると通常は自動で再起動されますが、再起動されない場合は手動で行ってください。
これで通常はエラーが表示されなくなりますが、もしもエラーが消えない場合は Google Chrome に関するレジストリの値を削除してからインストールを実行してみてください。
解決できない場合|Google Chrome に関するレジストリの値を削除
レジストリの操作を間違えるとシステムが起動できなくなるなど不具合が起きる可能性があります。事前にシステムの復元などでバックアップを取り、自己責任で行うようお願いします。
- システムの復元ポイント作成方法及び復元方法
- レジストリエディタの開き方及びバックアップ方法
- Win10 レジストリの予備知識|概念、開き方、レジストリの内部構成
※Windows 11 のレジストリも基本は同じです。
Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」入力して Enter を押します。
レジストリエディタが開きますので、次のキーを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Google\Update\Clients\{430FD4D0-B729-4F61-AA34-91526481799D}
「{430FD4D0-B729-4F61-AA34-91526481799D}」キーの上で右クリック>「削除」をクリックします。
レジストリエディタを閉じてから、先ほどダウンロードした「ChromeSetup.exe」を実行してインストールをしてください。
このレジストリ値を削除しても、Google Chrome をインストールすることで再度作成されますので心配いりません。
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