今回は、Windows 11 のタスクバーに表示されている Thunderbird(メールソフト)のアイコンに未読件数が表示されなくなった場合の解決法を紹介します。
Windows 10 では表示されていた未読件数は、Windows 11 にアップグレードした後に表示されなくなる場合があります。
未読件数が表示されない原因と解決法
Thunderbird には、タスクバーのアイコンの右上にバッジを表示する機能が備わっており、通常は新しいメールが届くと未読件数を表示してくれます。
Windows 11 にアップグレードした後に表示されなくなった場合、次の項目を確認してみてください。
1.Thunderbird の設定
1.Thunderbird を開き、左下の歯車のアイコンをクリックします。
2.「設定」が開きますので、下にスクロールし、「新着メールの通知」にある「②アプリケーションアイコンのオプション」をクリックします。
3.「アイコンにバッジを表示する」にチェックを入れ、その下の「未読メッセージ数を表示する」を選択して OK をクリックします。
「アイコンにバッジを表示する」のチェックを外して OK をクリックすると、未読件数は表示されなくなります。
4.Thunderbird を終了し、再度起動すると未読件数が表示されるようになります。
上記の「②アプリケーションアイコンのオプション」で「新着メッセージ数を表示する」を選択した場合、Thunderbird を再起動すると、未読のメールがあっても未読件数は表示されなくなります。そのため、「未読メッセージ数を表示する」を選択するようにしましょう。
Thunderbird の設定でも表示されない場合は、「2.Windows 11 の設定」を確認してください。
2.Windows 11 の設定
Windows 11 では、タスクバーのアプリに表示するバッジに関する設定が追加されています。
1.タスクバーの何もない所で右クリック>「タスクバーの設定」をクリックします。
2.「設定」>「個人用設定」>「タスクバー」が開きますので、少し下にスクロールして「タスクバーの動作」をクリックします。
3.「タスクバーアプリでバッジを表示する」にチェックを入れます。
すると、Thunderbird のメールの未読件数が表示されるようになります。
まだ表示されない場合は、タスクトレイ(通知領域)にある Thunderbird のアイコンを一度クリックしてみてください。
Thunderbird の仕組み上、未読のメールがあっても、ウィンドウを最小化をすると未読件数が非表示になります。
その状態でタスクバーに表示されているアイコンをクリックしてウィンドウを表示しても、未読件数は表示されません。
このときにタスクトレイ(通知領域)にある Thunderbird のアイコンを一度クリックすると、すぐに未読件数が表示されるようになります。
そのため、最小化したウィンドウを表示する場合は、タスクトレイ(通知領域)にある Thunderbird のアイコンをクリックして表示することをおすすめします。
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