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Win11 テンキーを現在の入力モードで入力できるように変更する方法

今回は、Windows 11 でテンキーを現在の入力モードで入力できるように変更する方法を紹介します。

Windows 11 のデフォルトでは常に半角に設定されており、全角入力の際にも半角で入力されてしまいますね。

テンキーの入力モードは、「設定」から変更するかレジストリ値の編集のどちらかで変更します。

目次

1.「設定」からテンキーの入力モードを変更する

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。

ms-settings:regionlanguage-jpnime

2.「設定」の「時刻と言語>言語と地域>Microsoft IME」が開きますので、一番上の「全般」をクリックします。

設定 - 時刻と言語>言語と地域>Microsoft IME
設定 – 時刻と言語>言語と地域>Microsoft IME

3.「入力設定」の「テンキー」で入力モードを設定できますので、「現在の入力モード」を選択してください。

設定 - 時刻と言語>言語と地域>Microsoft IME>全般
設定 – 時刻と言語>言語と地域>Microsoft IME>全般
テンキーの入力モード
テンキーの入力モード

2.レジストリでテンキーの入力モードを変更する

レジストリの操作を間違えると、システムが起動できなくなるなどの不具合が起きる可能性があります。事前にシステムの復元などでバックアップを取り、自己責任で行うようお願いします。

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して Enter を押します。

2.次のキーを開きます。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\MSIME

3.「MSIME」キーを選択した状態で右側の欄の「option3」がテンキーの入力モードに関する値ですので、次の表を参考に値のデータを変更してください。

値のデータ(16進数)テンキーの入力モード
0常に半角
200(10進数の場合は 512)常に全角
400(10進数の場合は 1024)現在の入力モード
値:「option3」

レジストリ値を変更するとすぐに設定が反映されます。

コマンドプロンプトでレジストリ値を変更する

1.コマンドプロンプトを管理者として開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。

コマンドプロンプトの開き方を見る

1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。

2.「cmd」と入力します。

ファイル名を指定して実行
ファイル名を指定して実行

3.Shiftキー + Ctrlキーを押しながら Enter を押してください。

キーボード
キーボード

4.「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。

ユーザーアカウント制御
ユーザーアカウント制御

常に半角:

reg add HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\MSIME /v option3 /t REG_DWORD /d 0 /f

常に全角:

reg add HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\MSIME /v option3 /t REG_DWORD /d 512 /f

現在の入力モード:

reg add HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\MSIME /v option3 /t REG_DWORD /d 1024 /f
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この記事を書いた人

Windows 技!では、Windows 10/11 の問題解決をメインに、PC をもっと便利にするカスタマイズ方法なども紹介しています。少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。

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