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Google Chrome アクティブでないタブのメモリーを開放し、速度低下を抑える

今回は、Google Chrome のアクティブでないタブのメモリーを開放し、速度低下を抑える方法を紹介します。

Google Chrome を長時間使用していると、動作が遅く(重く)なってしまうことがあるかと思います。

例えば、Youtube などの動画を見ながら別のタブで WEBページを閲覧し、Youtube のタブに戻る際に反応が遅くなってしまうなど。

今回紹介する方法は、Google Chrome のバージョン 108 以降で追加された機能「メモリセーバー」を有効にする方法です。

特に動画をよく見る方は「メモリセーバー」有効にしておくことをおすすめします。

「メモリセーバー」はまだ試験段階の機能であり、有効にするには設定が必要になります。

目次

Google Chrome の「メモリセーバー」を有効にする方法

メモリセーバーとは

「メモリセーバー」を有効にすることで、アクティブでないタブのメモリーは自動的に解放され、タブの切り替えがスムーズに行えるようになり、PC 全体の速度低下を抑えることが出来ます。

アクティブでないタブ(しばらく使用しないタブ)は、アクティブなタブをスムーズに動作させるために、一定の時間が経つと無効になります。

このときにアクティブでないタブのメモリーが解放され、PC のメモリーを節約し、速度低下を防ぎます。

アクティブでないタブは閉じられるわけではなく、一時的に無効になるだけで、再度タブを開くとアクティブな状態に戻ります。

Youtube 動画など、途中で停止されることはありませんでした。

Google Chrome のバージョンを確認

先ず Google Chrome のバージョンの確認方法 を参考に、Google Chrome のバージョンを確認してください。

「メモリセーバー」は、Google Chrome のバージョンを 108 またはそれ以降に更新していなければ有効にすることはできません。

「メモリセーバー」を有効にする

バージョン110 から「メモリセーバー」はデフォルトで有効になりました。こちらで紹介している試験段階の機能で有効にしていた場合は元に戻しておきましょう。

アドレスバーに次のコードを入力して Enter を押します。

chrome://flags/#high-efficiency-mode-available

すると、「Enable the high efficiency mode feature in the settings」という項目が表示されますので、右側のリストから「Enabled」を選択します。

すると、下に次の「Relaunch(再起動)」ボタンが表示されますので、クリックします。

画像クリックで拡大

Google Chrome が起動したら設定画面を開き、左側にある「パフォーマンス」をクリックします。

右側に「メモリセーバー」が表示されますので、下の画像の矢印部分、または説明文をクリックして有効、無効を切り替えます。

これで Google Chrome のタブの切り替えがスムーズに行えるようになり、速度低下を抑えることが出来ます。

また、「常にアクティブにするサイト」の横にある「追加」ボタンから常にアクティブにしておきたいサイト URL を追加することが出来ます。

「常にアクティブにするサイト」に追加した URL ページを開いている際に別のタブを開いても、「メモリセーバー」から除外されます。

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