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Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする方法

この記事では、Microsoft の公式サイトから、最新かつ日本語版の Windows 11 ディスク イメージ (ISO) ファイルをダウンロードするための全手順を分かりやすく解説します。

公式サイト以外からのダウンロードが危険な理由、ダウンロード時に「リクエストの処理中に 問題が発生しました。…」エラーが表示される場合の対処法も解説します。

目次

Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする全手順

それでは、具体的なダウンロード手順を見ていきましょう。

ステップ1:ダウンロードページにアクセスする

まず、以下の Microsoft 公式ダウンロードページにアクセスします。

Windows 11 のダウンロード(Microsoft 公式ページ)

Windows 11 ディスク イメージ (ISO) のバージョン情報(2025/11/15 時点):

  • Windows 11 のバージョン: 25H2(10.0.26200.6584)
  • WinRE のバージョン: 10.0.26100.5074

ステップ2:x64 デバイス用 Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする

1.ページを下にスクロールしていくと、「x64 デバイス用 Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」というセクションがあるので、「ダウンロードを選択」をクリックします。

2.すると、ドロップダウンメニューが表示されますので、「Windows 11 (x64 デバイス用のマルチエディション ISO)  」を選択し、「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。

x64 デバイス用 Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする
x64 デバイス用 Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする

ステップ3:言語を選択する

1.「製品の言語の選択」セクションが表示されますので、「いずれかを選択してください」をクリックします。

製品の言語の選択
製品の言語の選択

2.ドロップダウンメニューから「日本語」(ダウンロードしたい言語)を選択して「確認」ボタンをクリックします。

製品の言語の選択
製品の言語の選択

ステップ4:ダウンロードリンクをクリックする

1.「ダウンロード – Windows 11 日本語」が表示されますので、「64-bit Download」ボタンをクリックすると、ダウンロードが開始されます。

ダウンロード – Windows 11 日本語

※ディスク イメージ (ISO) をダウンロードするために Microsoft アカウントにサインインする必要はありません。

ファイルサイズが数GB と非常に大きいため、安定したインターネット環境でダウンロードすることをおすすめします。ダウンロードが途中で失敗する場合は、時間帯を変えたり、別の Webブラウザーで試したりしてみてください。

下記のページでは、Rufus というフリーソフトを使って Windows 11のインストール用 USBメモリを作成する全手順を紹介していますので、参考にしてみてください。

RufusでWindows 11のインストール用USBメモリを作成する全手順

【トラブルシューティング】ダウンロード時にエラーが表示される場合

Microsoftの公式サイトからISOファイルをダウンロードしようとした際に、以下のようなエラーメッセージが表示されて、ダウンロードが開始されないことがあります。

エラー
リクエストの処理中に 問題が発生しました。後でもう一度 お試しください。 Reference ID: (日時と長い文字列)

エラー リクエストの処理中に 問題が発生しました。後でもう一度 お試しください。
エラー リクエストの処理中に 問題が発生しました。後でもう一度 お試しください。

これは、あなたの PC やインターネット接続に問題があるのではなく、Microsoft のダウンロードサーバー側で一時的な高負荷や不具合が発生している可能性が高いです。

【対処法】

エラーメッセージの指示通り、まずは以下の方法を試してみてください。

少し時間を置いてから、もう一度ダウンロードを試す: これが最も効果的な解決策です。数分〜数十分待ってから、再度ダウンロードページにアクセスし直してみてください。

Webページを再読み込み(リフレッシュ)する: ブラウザーの更新ボタンを押すか、キーボードの F5キーを押します。別のサーバーに接続される可能性があります。

Webページが更新されない?ブラウザのキャッシュをクリアして再読み込みする方法(F5 / Ctrl+F5)

ブラウザを変える、またはプライベートモードで試す:

ブラウザーのキャッシュが影響している可能性も考えられます。キャッシュをクリアしてみましょう。

Edge なら「InPrivateウィンドウ」、Chrome なら「シークレットウィンドウ」で試してみてください。

普段使っていない別のブラウザ(Firefoxなど)があれば、そちらで試すのも有効です。

時間帯を変えてみる: もし急ぎでなければ、アクセスが集中しにくい時間帯(早朝や深夜など)にもう一度試してみるのも良いでしょう。

ほとんどの場合、サーバー側の一時的な問題ですので、少し待てば解決します。焦らずに上記の対処法を試してみてください。

「メディア作成ツール」からもISOファイルをダウンロードできる

この記事では、ISO ファイルを直接ダウンロードする方法を解説していますが、実は Microsoft は、より手軽にインストール用 USBメモリを作成するための「メディア作成ツール」という、公式ツールを提供しています。

どちらを選ぶべき?

ISOファイルを直接ダウンロードメディア作成ツール
向いている人上級者向け初心者向け
メリット仮想マシンへのインストールなど、応用が効く手順が非常に簡単
デメリットUSBメモリへの書き込みに「Rufus」などの別ツールが必要応用が効きにくい

「とにかく一番簡単な方法で、Windows 11 のインストール用 USBメモリを作りたい!」という方には、この「メディア作成ツール」を使うのがおすすめです。

そして、「メディア作成ツール」はインストール用 USBメモリを作成するだけでなく、ISO ファイルだけをダウンロードすることもできるんです。

「メディア作成ツール」でダウンロードした ISO ファイルには「ProfessionalEducation」と「ProfessionalWorkstation」が含まれていないので、ファイルサイズは公式サイトからダウンロードした ISO ファイルよりも約 1.4GB ほど小さくなっています。

詳しい使い方については、以下の記事で分かりやすく解説していますので、参考にしてみて下さい。

Windows 11 メディア作成ツールの使い方|エラー解決法も解説

公式サイト以外からのダウンロードは危険です

インターネット上には、Microsoft 公式サイト以外にも、Windows 11 の ISO ファイルをダウンロードできると謳うサイトが無数に存在します。

しかし、公式サイト以外からのダウンロードは、非常に危険なので、おすすめはしません。

非公式サイトに潜む 3つのリスク

  1. ウイルス・マルウェア混入のリスク: 改ざんされた ISO ファイルには、ウイルスやマルウェアが仕込まれている可能性があります。それに気づかずインストールしてしまうと、あなたの PC は起動した瞬間から、悪意のある第三者に乗っ取られてしまうかもしれません。
  2. ライセンス認証の問題: 不正に改造された OS では、正常にライセンス認証ができなかったり、ある日突然認証が外れてしまったりする可能性があります。
  3. 情報が古い・不安定: 最新のセキュリティパッチが適用されていない、古いバージョンの OS である可能性が高いです。

安全な Windows ライフのためにも、ISO ファイルは必ず Microsoft 公式サイト、公式のツールからダウンロードしましょう。

まとめ

今回は、Microsoft の公式サイトから Windows 11 の ISO ファイルをダウンロードするための、全手順を解説しました。

最後に、この記事の最も重要なポイントを振り返りましょう。

  • ISOファイルは必ず公式サイトから: ウイルスやマルウェアのリスクを避けるため、ISO ファイルは必ず Microsoft の公式ページからダウンロードしてください。
  • 次のステップは「インストールメディアの作成」: ダウンロードした ISO ファイルは、そのままでは使えません。「Rufus」などのツールを使い、「起動可能なインストール用 USBメモリ」を作成する必要があります。
  • 【最重要】作業前のバックアップを忘れずに: クリーンインストールは、PC のデータをすべて消去する重大な操作です。必ず事前に、OS 全体の完全なバックアップを取っておきましょう。

この記事が、あなたの安全で確実な Windows 11 のインストール作業の一助となれば幸いです。

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