今回は、Windows 11 のスクリーンショット(Snipping Tool)の保存場所を変更する方法を紹介します。
デフォルトでは、Snipping Tool でスクリーンショットを撮ると、ピクチャフォルダーにある「スクリーンショット」というフォルダーに保存されます。
C:\Users\ユーザー名\Pictures\スクリーンショット
スクリーンショットの場所は、Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「shell:screenshots」と入力して Enter を押すと確認できます。
スクリーンショット(Snipping Tool)の保存場所を変更する方法
レジストリの操作を間違えるとシステムが起動できなくなるなど不具合が起きる可能性があります。事前にシステムの復元などでバックアップを取り、自己責任で行うようお願いします。
- システムの復元ポイント作成方法及び復元方法
- レジストリエディタの開き方及びバックアップ方法
- Win10 レジストリの予備知識|概念、開き方、レジストリの内部構成
※Windows 11 のレジストリも基本は同じです。
スクリーンショットの保存場所は、フォルダーの右クリックからでも変更可能なのですが、操作を間違えるとおかしなことになる可能性があります。
簡単な操作が逆に不具合の元となり、元に戻すのが大変になりますので、ここでは副作用のないレジストリエディタでの変更方法を紹介します。
1.Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して Enter を押します。
2.レジストリエディタが開きますので、次のキーを開きます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
3.User Shell Folders キーを選択した状態で、右側にある次の展開可能な文字列値をダブルクリックで開きます。
{B7BEDE81-DF94-4682-A7D8-57A52620B86F}
4.値のデータにスクリーンショットを保存したいフォルダーの完全パスを入力し、OK をクリックします。
5.PC を一度サインアウトし、再度サインインするとスクリーンショットの保存場所は変更されています。
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