今回は、Windows 10 または Windows 11 のデスクトップ、フォルダー、ドライブの右クリックメニューに「コマンド ウィンドウをここで開く」と「管理者としてコマンド ウィンドウをここで開く」を追加するツール「RightCMD」を紹介します。

「RightCMD」の使用方法
ツールを起動するとユーザーアカウント制御の画面が表示されますので、「はい」をクリックします。

「右クリックメニュー」には 2つの項目があり、それぞれにチェックを付けると右クリックメニューに項目が追加され、チェックを外すと項目が削除されます。
- コマンド ウィンドウをここで開くを追加
- 管理者としてコマンド ウィンドウをここで開くを追加

「ショートカットキー」を設定することもできます。
右クリックメニューを確認し、他の項目のショートカットキーとは違うキーを選択してください。
ショートカットキーを削除したい場合は表示されているキーを空白にし、一度チェックボックスのチェックを外してからもう一度チェックをしてください。

実際に操作している動画をご覧ください。

デスクトップ、フォルダーの上、ドライブの上のいずれかで右クリックをすると項目が表示されますので、クリックをするとコマンドプロンプトが表示されます。

「CD」コマンドでカレントディレクトリを変更する手間が省けますので、とても便利です。
Windows 11 の場合、右クリックメニューの「その他のオプションを表示」の中に表示されます。

「RightCMD」のダウンロード
対象ファイル:「RightCMD.exe」(Ver 1.0.0.0)
ハッシュ値(SHA256):eeabfb82e77e45caf54fb63fce0ed10fbad47e2497ff476212c3d85ef9d55cb8
「RightCMD」のソースコード
「コマンド ウィンドウをここで開く」と「管理者としてコマンド ウィンドウをここで開く」を追加するためにはレジストリの編集が必要になります。
「RightCMD」は、面倒で危険なレジストリの編集を簡単な操作で完了できます。
次のページで「RightCMD」のソースコードを公開していますので、興味のある方はご覧ください。
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