Windows のロック画面やデスクトップの背景に表示される、日替わりの美しい風景写真「Windows スポットライト」。
これらの画像は魅力的ですが、PC の奥深くに、拡張子のない特殊な形式で保存されており、簡単に見つけ出して壁紙に使うことはできません。
この記事では、隠されたスポットライト画像を自動で探し出し、専用のビューアーで閲覧し、気に入ったものをデスクトップの壁紙に設定したり、好きな場所に保存したりできる、便利なツールを紹介します。
矢印「←」「→」ボタンで簡単に画像を切り替えることができます。
「壁紙に設定」ボタンをクリックすると、すぐに現在表示されている画像を壁紙に設定します。
「保存」ボタンをクリックすると、フォルダーの選択画面が表示されますので、好きなフォルダーを選択して「フォルダーの選択」ボタンをクリックして画像を保存します。
デフォルトではデスクトップフォルダーが開きますので、そのまま「フォルダーの選択」ボタンをクリックするとデスクトップに保存されます。
既に同じ名前のファイルが存在する場合は、上書きの確認ダイアログが表示され、「はい」をクリックすると上書き保存します。
スポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定するツールの仕組み
日替わりのスポットライトの画像は次のフォルダーに保存されます。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Packages\Microsoft.Windows.ContentDeliveryManager_cw5n1h2txyewy\LocalState\Assets
保存されているファイル名は、拡張子のない「f5c6bafd9fb3dff3ce5a8e4fe892b50e2077e3f1a6c39dcabdc35478a7880d3b」のような長い名前です。
※これらのファイルは毎日変更されますので、保存をしないとそのうち消えてしまいます。
このファイルをコピーし、名前(数字)と拡張子を付けて一時フォルダーに「Wallpaper」というフォルダーを作成し、その中に画像を保存します。
通常一時ファイルは次の場所にあります。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp
画像が保存されているフォルダー:
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp\Wallpaper
ツールを実行すると、初めに上記の作業を行い、保存した画像の 1つ目の画像を取得してツールに表示しています。
壁紙に設定する画像は、ツールの左上にサイズ(解像度)を表示していますので、画面の解像度と同じサイズの画像を選ぶと綺麗に表示されます。
解像度と違うサイズ(縦長)を選ぶと、デフォルトでは画像は拡大されて表示されます。
※スポットライトの画像は縦長と横長の 2種類。
スポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定するツールのダウンロード
2023/09/02:
画像が見つからなかった場合に「Autoit Error」が出る問題を修正しました。
2025/08/12 Ver 1.0.0.1:
Windows の仕様の変更によりスポットライト画像が表示できなくなったため、コードを編集しています。
対象ファイル:「スポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定.exe」
ハッシュ値(SHA256):69a11146cb1a923b473396df4e156db8a6735e542dbe96298928d8f1708278e8
対象ファイル:「スポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定.exe」(Ver 1.0.0.1)
ハッシュ値(SHA256):6cc9edb9a0e776d88e13ff8da0e6569db39df3be96c0f9a683408460a86dd24a
こちらのページでソースコード(Ver 1.0.0.1)を公開していますので、興味のある方はご覧ください。
Autoit|スポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定するツール




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