今回は、Windows 11 で Epic Games のフォートナイト(Fortnite)の FPS を上げるための NVIDIA コントロールパネルの 3D 設定、GeForce Experience の設定、フォートナイトの映像設定を紹介します。
あくまでも個人的な設定方法ですので、参考程度にご覧ください。
筆者の PC のスペック:
OS:Windows 11 Home 23H2 64 ビット (22631.3810)
CPU:AMD Ryzen 7 5700X 8-Core Processor
メモリー:32GB
GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
グラフィックドライバーのバージョン:526.98 WHQL
2024/08/21: 560.94 WHQL に更新済み
※FPS 値は、サーバーの混雑状況やお使いの PC のスペック、インターネット環境なども影響します。
設定中はフォートナイトを終了しておいてください。
GeForce Experience の設定
1.GeForce Experience を開き、「試験的機能を有効にします。GeForce Experience の更新が必要です。」にチェックを入れます。
2.次に、下にある「イージースケーリング」をオンにします。
※オンにすると一瞬画面が暗くなり、しばらくすると戻ります。
3.「レンダリング解像度」で 85% または 77% を選択し、「鮮鋭度」を「15」に変更します。
これで GeForce Experience の設定は完了しましたので閉じてください。
追記:
NVIDIA アプリに更新している場合は、グラフィック>グローバル設定>「イメージスケーリング」で変更します。
ゲームの最適化は行わず NVIDIA コントロールパネルの 3D 設定に進みます。
NVIDIA コントロールパネルの 3D 設定
1.NVIDIA コントロールパネルを開き、左側の「3D 設定」にある「プレビューによるイメージ設定の調整」をクリックします。
2.右側にある「詳細 3D イメージ設定を使用する」を選択し、「適用」をクリックします。
※初めから「詳細 3D イメージ設定を使用する」が選択されている場合は次へ進んでください。
3.左側の「3D 設定」にある「3D 設定の管理」をクリックします。
4.右側にある「3D 設定の管理」の下の「以下の 3D 設定を使用します。」のグローバル設定を変更していきます。
各機能を次の設定に変更します。
- イメージスケーリング: GeForce Experience で設定しているため「オン」になっています。
「オン」の部分をクリックし、「オーバーレイ インジケータ」にチェックを入れ、OK をクリックします。
- CUDA – GPU: すべて
- DSR – 係数: Off
- DSR – 滑らかさ: オフ
- OpenGL GDIの互換性: パフォーマンスを優先
- OpenGL レンダリング GPU: お使いのグラフィックボードを選択(例: NVIDIA GeForce RTX 3060)
- Wulkan/OpenGLの既存の方法: 自動
- アンチエイリアシング – FXAA: オフ
- アンチエイリアシング – ガンマ修正: オフ
- アンチエイリアシング – トランスペアレンシー: オフ
- アンチエイリアシング – モード: オフ
- アンチエイリアシング – 設定: なし
- アンビエント オクルージョン: オフ
- シェーダーキャッシュサイズ: ドライバのデフォルト
- スレッドした最適化: 自動
- テクスチャ フィルタリング – クオリティ: パフォーマンス
- テクスチャ フィルタリング – トリリニア最適化: オン
- テクスチャ フィルタリング – ネガティブ LOD バイアス: 許可
- テクスチャ フィルタリング – 異方性サンプル最適化: オン
- トリプル バッファリング: オフ
- バックグラウンドアプリケーション最大フレームレート: オフ
- バーチャル リアリティ – 可変レート スーパーサンプリング: オフ
- バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数: 1
- マルチフレーム サンプリング AA (MFAA): オフ
- 低遅延モード: オフ
- 優先的に使用するリフレッシュレート(UG24): 利用可能な最高値
※「UG24」は環境により変わります。 - 垂直同期: オフ
- 最大フレームレート: オフ
- 異方性フィルタリング: アプリケーションによるコントロール
- 電源管理モード: パフォーマンス最大化を優先
5.変更が終わったら、右下の「適用」をクリックします。
6.左側の「ビデオ カラーの設定」をクリックします。
7.右側の「2.カラー調整の方法」で「NVIDIA の設定を使用」を選択し、「ダイナミック レンジ」を「フル レンジ(0 ~ 255)」に変更します。
※これを設定しておくとゲーム中に敵が見やすくなります。
8.右下の「適用」をクリックします。
これで NVIDIA コントロールパネルの 3D 設定は完了しましたので、フォートナイトの映像設定に進みます。
フォートナイトの映像設定
参考程度にご覧ください。
ディスプレイ
- ウィンドウモード: フルスクリーン
- 解像度: 1920 × 1080 16:9
- VSYNC: オフ
- 最大フレームレート: 無制限
- レンダリングモード: DIRECTX 11
グラフィック
- 明るさ: 100%
- ユーザーインターフェイスのコントラスト: 1x
- 色覚モード: オフ
- 色覚強度: 5
- モーションブラー: オフ
グラフィッククオリティ
- クオリティの自動設定: 自動設定
- クオリティプリセット: カスタム
- クオリティ設定のヘルプ: ウェブサイトを開く
- アンチエイリアス&スーパー解像度: カスタム
- 3D解像度: 50%
- ダイナミック 3D解像度: オフ
- NANITE 仮想化ジオメトリ: オフ
- 影: オフ
- グローバルイルミネーション: オフ
- リフレクション: オフ
- 描画距離: 最高
- テクスチャ: 高
- エフェクト: 低
- ホストプロセス: 低
高度なグラフィック
- FPSの表示: オン
- GPUクラッシュデバッグの使用: オフ
- レイテンシマーカー: オフ
- NVIDIA REFLEX低遅延: オフ
- パフォーマンス統計のレポート: 無効
全ての設定が完了したら効果を確認してみてください。
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