今回は、Windows 11 のスポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定できる簡単なツールを作成してみましたので、紹介したいと思います。
Windows 11 のスポットライトは、PC のロック画面に表示される日替わりの画像です。
矢印「←」「→」で画像を切り替えます。
「壁紙に設定」ボタンをクリックすると、すぐに現在表示されている画像を壁紙に設定します。
「保存」ボタンをクリックすると、フォルダーの選択画面が表示されますので、好きなフォルダーを選択して「フォルダーの選択」ボタンをクリックして画像を保存します。
デフォルトではデスクトップフォルダーが開きますので、そのまま「フォルダーの選択」ボタンをクリックするとデスクトップに保存されます。
ファイル名は「数字.jpg」で、保存時には名前を変更できません。
既に同じ名前のファイルが存在する場合は上書きするかの確認ダイアログが表示され、「はい」をクリックすると上書き保存します。
スポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定するツールの仕組み
日替わりのスポットライトの画像は次のフォルダーに保存されます。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Packages\Microsoft.Windows.ContentDeliveryManager_cw5n1h2txyewy\LocalState\Assets
保存されているファイル名は、拡張子のない「f5c6bafd9fb3dff3ce5a8e4fe892b50e2077e3f1a6c39dcabdc35478a7880d3b」のような長い名前です。
※これらのファイルは毎日変更されますので、保存をしないとそのうち消えてしまいます。
このファイルをコピーし、名前(数字)と拡張子を付けて一時フォルダーに「Wallpaper」というフォルダーを作成し、その中に画像を保存します。
通常一時ファイルは次の場所にあります。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp
画像が保存されているフォルダー:
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp\Wallpaper
ツールを実行すると、初めに上記の作業を行い、保存した画像の 1つ目の画像を取得してツールに表示しています。
壁紙に設定する画像は、ツールの左上にサイズ(解像度)を表示していますので、画面の解像度と同じサイズの画像を選ぶと綺麗に表示されます。
解像度と違うサイズ(縦長)を選ぶと、デフォルトでは画像は拡大されて表示されます。
※スポットライトの画像は縦長と横長の 2種類。
壁紙の表示方法は、Windows 11 の「個人用設定」の「背景」から変更できます。
スポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定するツールのダウンロード
2023/09/02: 画像が見つからなかった場合に「Autoit Error」が出る問題のみ修正しました。
ハッシュ値:対象「スポットライトの画像を表示、保存、壁紙に設定.exe」
SHA256 ハッシュ値:
69a11146cb1a923b473396df4e156db8a6735e542dbe96298928d8f1708278e8
こちらのページでソースコードを公開していますので、興味のある方はご覧ください。
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