今回は、Windows 11 のエクスプローラーの検索ボックスで検索した条件を保存する方法を紹介します。
Windows 11 では、検索ボックスに履歴が表示されなくなり、とても不便に思うユーザーがたくさんいるかと思います。
検索条件を保存しておけば、毎回同じ文字を入力せずに簡単に検索をすることができるようになります。
エクスプローラーの検索条件を保存する方法
手順を見ながら実際に保存してみましょう。
例えば、任意のフォルダーで検索ボックスに任意の文字(ここでは「圧縮」)を入力すると検索結果が表示されますので、表示されたファイルの右側の何もない所で右クリックします。
すると、コンテキストメニューが表示されますので、「検索条件を保存」をクリックします。
名前を付けて保存する画面が表示されますので、通常はそのまま「保存」をクリックします。
※ファイル名や作成者、タグは任意の名前に変更することができます。
デフォルトの保存場所は「C:\Users\ユーザー名\Searches」フォルダーです。
「C:\Users\ユーザー名\Searches」フォルダーに「圧縮」というファイルが作成されました。
この「圧縮」というファイルをダブルクリックすると、すぐに保存した検索条件で検索が開始します。
Searches フォルダーをスタートメニューにピン留めしたい場合は、1つ上の階層「C:\Users\ユーザー名」を開き、「検索」というフォルダーの上で右クリック>「スタートメニューにピン留めする」をクリックします。
※Searches フォルダーは、エクスプローラー上では「検索」と表示されています。
この保存した検索条件ファイルの便利なところは、ファイルをどこに置いても保存した検索条件で検索をすることができるところです。
例えば「E:\test」フォルダーで「圧縮」と検索し、検索条件を保存します。
検索条件ファイルを「D:\Windows」フォルダーに移動してからダブルクリックしても、「E:\test」フォルダーで「圧縮」を検索します。
例えば、検索条件ファイルを誰にも見られたくないという場合、検索条件ファイルを USBメモリなどに保存しておくことができますね。
使い方によってはとても便利だと思いますので、是非お試しください。
2024/01/19:
Windows 11 のエクスプローラーに表示されなくなったリボンを完全に復活することに成功しました。
やはり、リボンがあると便利ですね。
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