今回は、Microsoft Edge で英語などの WEBページを開き、ページ上で右クリックしたときのメニューに「日本語 に翻訳」が表示されなくなる不具合の原因と対処法を紹介します。
右クリックの「日本語 に翻訳」が表示されなくなった原因と対処法
右クリックの「日本語 に翻訳」が表示されなくなった原因は、Microsoft Edge のバージョンが「129.0.2792.52 (公式ビルド) 」に更新されたためです。
ただ、この問題はすべての環境ではなく、一部の環境のみで発生します。
Microsoft Edge には、言語の設定で「自分が読み取ることができない言語のページの翻訳を提案する」という項目があります。
「129.0.2792.52 (公式ビルド) 」以前のバージョンでは、上記の項目が OFF であっても右クリックメニューに「日本語 に翻訳」は表示されていました。
しかし、「129.0.2792.52 (公式ビルド) 」に更新後、仕様が変更されたのかは不明ですが、ON にしなければ「日本語 に翻訳」は表示されなくなりました。
この問題は、Microsoft 側の設計ミスである可能性もありますので、今後修正される可能性もあるかもしれません。
既にこの症状が出ている場合、次の手順で言語の設定を変更すれば表示されるようになります。
1.Microsoft Edge のアドレスバーに次のコマンドを入力して Enter を押します。
edge://settings/languages
2.言語の設定画面が表示されますので、「自分が読み取ることができない言語のページの翻訳を提案する」の右側のトグル(オン/オフの切り替えボタン)をクリックして ON(青色)にします。
これで設定は完了しましたので、言語の設定画面は閉じても構いません。
設定はすぐに反映され、右クリックメニューに「日本語 に翻訳」が表示されるようになります。
Microsoft Edge バージョン 129.0.2792.52 の不具合
2024/09/27:
2024/09/26 リリースのバージョン 129.0.2792.65 でも仕様の変更はありません。
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