今回は、NVIDIA のグラフィックドライバーで出ている不具合と不具合の回避法を紹介します。
2023/07/18 にリリースされた NVIDIA のグラフィックドライバー(536.67 WHQL)で、以前修正された不具合が再発しているようです。
NVIDIA が画面のちらつきや FPS が制限される等の不具合を修復(2023/06/15)
現在多くのユーザーが不具合を報告しており、G-SYNC(映像のズレを抑える)をオフにすれば画面のちらつきはなくなるようですが、環境によりゲーム画面の滑らかさが失われるという問題があります。
G-SYNC をオフにすれば画面のちらつきは出なくなるようですが、黒い画面がランダムに表示されるという問題は解決できないようです。
画面のちらつきと黒い画面以外にも、ゲームがクラッシュするという不具合も出ています。
筆者の環境では 536.67 をインストールして様子を見ていましたが、G-SYNC をオンにしていても上記の問題は一切出ませんでした。
画面のちらつきと黒い画面が出る不具合で考えられる原因と回避法
ドライバーの問題
原因がドライバー自体にある場合は、過去のドライバーをインストールすることで解決できる可能性があります。
一度過去のバージョンのドライバーに戻して様子を見てみましょう。
※画面のちらつきは、バージョン 528.24 から出ていると GeForce フォーラムで確認しました。
NVIDIA 過去のグラフィックドライバーをダウンロードする方法
設定の問題
筆者独自の考えですが、設定が大きく影響しているのではないかと考えています。
不具合の出ているほとんどのユーザーは、ゲーム中に症状が出ています。
ゲームをする多くのユーザーは、NVIDIA コントロール パネルの「3D 設定の管理」で設定を変更しているのではないでしょうか?
NVIDIA ドライバーは、既にゲームに最適化されていますので、特に必要がない限りデフォルトの設定のままで使用することをおすすめします。
もしも設定を変更しているようであれば、初期設定に戻すことで不具合を回避できる場合があります。
1.NVIDIA コントロール パネルを開きます。
2.「3D 設定の管理」を開き、「復元」をクリックします。
3.確認ダイアログが表示されますので、「はい」をクリックします。
4.「適用」をクリックします。
NVIDIA コントロール パネルを閉じてゲームを起動し、不具合が改善されたかを確認してみてください。
2023/08/28:
ハードウェア アクセラレータをオフにすることで改善する場合があります。
オンかオフか? Chrome、Edge のハードウェア アクセラレーション
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