今回は、タスクスケジューラと筆者の作成した音声再生プログラムを使用し、指定した時間ごとにアラームを鳴らす方法を紹介します。
※音声再生プログラムは、拡張子「.wav」のみに対応しています。
音声再生プログラムのダウンロード
ハッシュ値:対象「サウンド再生.exe」
SHA256 ハッシュ値:
a4d270a90cd5c51f26c0fe9b906dd6bc3e80eb2f17367aac7549d9670e1f86b8
「サウンド再生.zip」ダウンロードして解凍してください。
タスクスケジューラで指定した時間ごとにアラームを鳴らす
1.Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、次のコマンドを入力して Enter を押します。
taskschd.msc
2.タスクスケジューラが開きますので、左側の「タスクスケジューラ ライブラリ」をクリックします。
3.右側の「タスクの作成」をクリックします。
4.「タスクの作成」が開きますので、「名前」の右側に好きな名前を入力してください。
※ここでは「時報」とします。
5.「トリガー」タブを開き、「新規」をクリックします。
6.「新しいトリガー」が開きますので、
- 「設定」=「毎日」
- 「開始」=本日の「0:00:00」
- 「繰り返し間隔」=「1時間」(好きな時間に変更してください)
- 「継続時間」=「無制限」
に設定し、OK をクリックします。
7.「操作」タブを開き、「新規」をクリックします。
8.「新しい操作」が開きますので、「プログラム/スクリプト」に「サウンド再生.exe」のパス、「引数の追加 (オプション)」に再生したい音声ファイルのパスを入力し、OK をクリックします。
ここでは、「サウンド再生.exe」のパスが
"E:\test\サウンド再生.exe"
再生したい音声ファイルのパスが
"C:\Windows\Media\Alarm01.wav"
とします。
※ファイルのパスは必ずダブルクォーテーション(”)で囲んでください。
9.「条件」タブでは、バッテリー駆動でもアラームを鳴らしたい場合は、「コンピューターを AC 電源で使用している場合のみタスクを開始する」のチェックを外してください。
10.「設定」タブを開き、「タスクを停止するまでの時間」のチェックを外して OK をクリックします。
すると、タスクが作成され、指定した音声が一度再生されます。
ここで「次回の実行結果」を確認してください。
※「17:21:34」にタスクを作成したので、「次回の実行結果」は「18:00:00」となっています。
例えば、毎時10分にアラームを鳴らしたい場合は、手順6 の「開始」を本日の「0:10:00」にします。
正常に動作するかを確認したい場合は、まず「繰り返し間隔」を「1 分間」にして毎分正常に鳴るかどうかを確認してみてください。
時間を変更したい場合は、タスクをダブルクリック、またはタスクの上で右クリック>「プロパティ」をクリックすれば編集することができます。
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