MENU

Windows 11 の Cドライブの容量を占有している隠れた犯人

今回は、Windows 11 の Cドライブの容量を占有している隠れた犯人を紹介します。

Windows 11 では、次のページでも紹介していますが、一時ファイル等が Cドライブの容量を占有して空き領域が少なくなってしまいますね。

あわせて読みたい
Windows 11 Cドライブの空き領域はどれくらいが最適? 今回は、Windows 11 のインストールされている Cドライブの空き領域はどれくらいが最適なのかを紹介します。 Cドライブの空き領域が少なくなると、PC 全体のパフォーマ...

Windows 11 では、上記のページで紹介している以外にも Cドライブの容量を占有している隠れた犯人がいます。

それは、

  • インデックスファイル
  • 「WinSxS」フォルダー(コンポーネント ストア)
  • システムの復元ポイント

です。

目次

インデックスファイルとは?削除して Cドライブの空き領域を解放する

インデックスファイルとは

インデックスファイルとは、ファイルの検索を高速化するための機能であり、本の目次のようなものです。

Windows 11 では、デフォルトで自動的にインデックスファイルを作成するようになっていますので、ファイルが増えるたびに、知らないうちに Cドライブの空き領域が少なくなっていきます。

インデックスファイルの大きさは環境にもよりますが、筆者の環境でインデックスファイルを削除してみると、約 5GB 空き領域が増えました。

次のページで紹介しているのですが、インデックスを作成するサービスがシステムのパフォーマンスに影響を与えることを確認していますので、無効化しておくことをおすすめします。

あわせて読みたい
Win11 ファイルの解凍やコピー、削除をすると動作が重くなる原因 Windows 11 でファイルの解凍やコピー、削除、移動をすると(している最中に)、動作が重くなることがあります。 多くのユーザーが Windows 11 のエクスプローラーは重...

インデックスファイルを削除しても、最近の PC はほとんど SSD を使用しているため、ファイルへのアクセス速度が HDD よりも速くなっています。

そのため、インデックスを作成しなくてもファイルの検索にはあまり影響はありません。

頻繁に検索をする必要のある方は、インデックスファイルを削除しないほうが良いでしょう。

インデックスファイルを削除する方法

1.エクスプローラーを開き、Cドライブの上で右クリック>「プロパティ」をクリックします。

Cドライブの右クリックメニュー
Cドライブの右クリックメニュー

2.Cドライブのプロパティが開きますので、「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」のチェックを外して OK をクリックします。

Cドライブのプロパティ
Cドライブのプロパティ

ここで空き領域を確認しておきましょう。

3.「属性変更の確認」が表示されますので、「変更をドライブ C:¥、サブフォルダーおよびファイルに適用する」にチェックが入っていることを確認してから OK をクリックします。

属性変更の確認
属性変更の確認

4.「アクセス拒否」が表示されますので、「続行」をクリックします。

アクセス拒否
アクセス拒否

5.「属性適用のエラー」が表示されたら「すべて無視」をクリックします。

属性適用のエラー
属性適用のエラー

6.すると、属性の適用が実行されますので、適用が完了するまでお待ちください。

属性の適用中...
属性の適用中…

環境により、属性の適用には 1時間以上かかる場合があります。

7.属性の適用が完了したら、PC を再起動してください。

PC が起動したら、Cドライブのプロパティを開いて空き領域を確認してみましょう。

「WinSxS」フォルダー(コンポーネント ストア)

「WinSxS」フォルダー(コンポーネント ストア)内には、不要な古いコンポーネントファイルが数GB 保存されている場合があります。

もう少し Cドライブの空き領域を増やしたいという場合は、次のページを参考に「WinSxS」フォルダーのサイズの確認とクリーンアップを実行してみてください。

あわせて読みたい
Win11 実験のため、「WinSxS」フォルダーのアクセス許可をすべて削除したらシステムがダウンした Windows 11 の「C:\Windows」フォルダー内にある「WinSxS」フォルダーのサイズは非常に大きく、Cドライブの空き領域が少ないため、手動で削除したいと考えたことはあり...

システムの復元ポイント

システムの復元は、システムに問題があった場合に、作成した復元ポイントまでシステムの状態を戻すことができます。

しかし、古い復元ポイントは復元に失敗する確率が高いため、実質不要なファイルとなりますので、削除することをおすすめします。

復元ポイントがどれだけ Cドライブの容量を占有しているかは、環境により違ってきます。(筆者の環境では 8GB 程占有していました)

復元ポイントの使用量
復元ポイントの使用量

次のページでシステムの復元ポイントの作成、復元、削除方法を紹介していますので、参考にしてみてください。

あわせて読みたい
システムの復元ポイントの作成、復元、削除方法 システムの復元とは、今現在のシステムの状態をバックアップ及び復元する機能です。 システムの復元で復元ポイントを作成しておくことで、何か不具合が起きた場合に、作...

隠されたディスクのクリーンアップ項目を表示してディスクの空き容量を確保

この記事が役立ったと感じたら、ぜひシェアをお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ニックネーム: wenbang
趣味: 格闘技関連の動画鑑賞
座右の銘: 「為せば成り、為さねば成らぬものなるを、成らぬは、おのが為さぬためなり」

Windows 技!では、Windows 10/11 の問題解決をメインに、PC をもっと便利にするカスタマイズ方法なども紹介しています。少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。

コメント

コメントする


目次