今回は、使用中のプログラムを特定し、削除できないファイルまたはフォルダーを削除する方法を紹介します。
Windows 10 または Windows 11 でファイルやフォルダーを削除しようとすると、「別のプログラムがフォルダーまたはファイルを開いているので、操作を完了できません。フォルダーまたはファイルを閉じてから再実行してください。」と表示され、削除できない場合があります。
使用中で削除できないファイルまたはフォルダーを削除する方法
削除したいファイルやフォルダーを使用しているプログラムを終了してあげれば削除できるようになります。
まず削除したいファイルやフォルダーのフルパスを知る必要があります。(名前のみでも可)
1.削除したいフォルダーを開きます。
上の画像の矢印の部分、左側にドライブ名、フォルダー名が表示されているので、右側の何もない所をクリックします。
2.フォルダーのパスが表示されますのでコピーします。
3.スタートボタンを右クリック>タスクマネージャーを開き、パフォーマンスタブを開きます。
4.一番下にある「リソースモニターを開く」をクリックします。
リソースモニターが開いたら、真ん中にある「関連付けられたハンドル」にフォルダーのフルパスを入力します。
しばらくすると関連付けられたプログラムが表示されます。
5.関連付けられたプログラムを右クリックしてプロセスの終了をクリックします。
プロセスの終了が完了したら、削除できなかったファイルやフォルダーを削除してみましょう。
注意事項
もしも「explorer.exe」を終了してしまった場合、デスクトップが表示されなくなりますので、キーボードの 「Ctrl + Shift + Esc」を押してタスクマネージャーを開きます。
Windows 10 の場合、左上のメニュー>新しいタスクの実行をクリック。
Windows 11 の場合、プロセスタブを開き、上方にある「新しいタスクを実行する」をクリックします。
新しいタスクの作成で「explorer」と入力してEnterを押します。
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